小さなトラブル その後

はなこ、同じクラスのA君にちょっかいをかけられていて、先生に配慮をお願いした件、その後。

 

 

ボディタッチ

担任が具体的に何かしてくれたかはわからないのですが、はなこが「もうさわってこない」と言っていたので、何かはあったようです。いまのところ、解決

 

揶揄する言葉

相変わらず、"You are a baby." ってちょこちょこ言われているようですが、少し状況は変わったようです。

  • 擁護に回るお友だちができた
  • はなこ本人も、馬耳東風を決め込んでいる

これが解決策になっているかはわからないのですが、対処法としては十分かと思うので、これもみなし解決

 

イヤなことをされたらなんというか

はなこ、最初は、"I don't like you!!!"と相手に言っていたようです。

さすがにちょっときつすぎる言葉だと思い、"I don't like it."というように変えていっています。

 

あとは、No、Stop it、Please don't do that.... そんな感じでバリエーションがじわじわ増えています。もっとポジティブなワードが増えるといいんだけど、まず、危機回避が大事。

 

みんなと仲良くする必要はない

はなこ、キンダーに2年通い、現地のプライマリースクールに通って半年。

どちらも、クラスメイトは多様性にあふれておりまして、人種・出身国・宗教、バッラバラです。どこにいっても、日本人からは想像できないようなレベルのヤンチャクレはおりまして…。そのヤンチャクレと仲良くする子たちもいるわけなんですが、少なくともはなこはそういうタイプは得意ではない。

 

波長が合わない人、イヤだと言っても不愉快なことをしてくる人とは、無理して仲良くすることない、っていうのを、はなこは学んでいる気がします。

 

日本社会にいると、どうしても「お友だちみんなと仲良くしましょう」みたいな気配がそこかしこにあふれていますが(友だち百人できるかな♬的な)。ここでは、そういった標語的な「友だちの在り方」に関するものは無いように思います。

もちろんイジメや意地悪は絶対ダメだし、マイトシップや、フレンドシップはとても重視はされていますが。自分の感情をどう認識して、他者とどうコミュニケーションしていくかとか、コミュニケーション・スキルは初等教育でも重視されています。

 

多様である、ということは、折り合うこともあれば折り合わないこともある、ということでもあるんですね。この、折り合わないときに、どういう態度をとるか、が重要だと思ったりします。

 

はなこの場合は、まずは、「不快なことは抗議、場合によってはスルー or 第三者へ報告など」って感じで自分の行動を調整しているようですが。いつか、他者に対する考察・洞察に繋がっていけばいいなあと思っていたりします。

 

この多様性と、そこからくる、腹立たしく・鬱陶しくもあり、でもどうにも人間を惹きつけるややこしさは、ブレイディみかこさんのこの本に詳しいです。おすすめ!

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