Go to Uluru! エアーズロックを見に行こう(1日目)

子連れということもあり、基本的に、国内線は2時間の余裕をもって空港に行くようにしております。ところが、今回、トラブル続きで、搭乗締め切り1分前に滑り込みセーフ!!

ギリギリ搭乗事件

車で自宅からメルボルン空港に向かいます。

 

ところが途中で、

「お腹痛い…トイレ行きたい」

とパパが言い出します。

 

たまたま、サウスメルボルン・マーケットに近い場所を走っていたので、大慌てでマーケットへ立ち寄り。パパはトイレへ。私と子どもたちは、せっかくなので、マーケットでドーナッツを買いました(笑)。

www.southmelbournemarket.com.au

ここのドーナッツ、見た目のゴツさのわりに重くなく、とてもおいしくておすすめです。

 

ここで15分ほどロス。

 

そして、無事空港につきましたが、ロングタームパーキングがいつもより混んでいて、空きを探すのに一苦労。10分ロス。

 

今回は、ジェットスターでの移動にしておりました。ところが、ジェットスターの預け入れ荷物チェックインの場所に行くと、、、めっちゃ混んでる!! 見ていると、お客の数が多いのももちろんですが、そもそも自動スーツケース預けマシーンが、あっちこっちでトラブっている。そして、対応するスタッフは1名…。進まないはずです。さすがのオージーも、あちこちでイラついている。

 

電光掲示板を見ると、搭乗予定の便は、チェックイン締め切りまで、あと10分との表示。チェックインそのものは、事前にしていたのでいいのですが、時間の余裕がないことをここで初めて悟りました。そして、遅々として進まない行列。

 

「この光景、ニュースで見たことある…」

青ざめ始めるMelly。

 

豪州、労働者の権利が極めて強い国ですので、どんなにエッセンシャルな仕事でも、状況次第で容易にワーカー不足が起こります。そして、日本よりIT先進国じゃーん、と思わせておきながら、システムトラブルも、結構普通にあります。ですので、イースターなど交通繁忙期に、人的ないしはシステム上の不具合に見舞われ、空港パニック…って年に何回かニュースで見ている気がします。

今は、その序の口レベルのことが起きているのでは…ま、マズイ。これは何とか打開しなくては!! そう、ただ待っていても絶対に状況は改善しないのです。

 

…と慌てていたら、パパが奇跡的に空いている列を見つけてくれ(柱の陰になっていて気付く人が少なかった)、荷物も無事に預け入れられました。

 

そしてセキュリティ・チェック。今度はたろうのカバンが再検査になり、10分ロス。

いよいよ、搭乗締め切り5minsの表示!! 

そして搭乗ゲートまではまあまあ距離がある!!

 

ここから家族全員、鬼ダッシュ。

 

結果的になんとか搭乗締め切りに間に合いましたとさ…。

 

スクールホリデー前後1週間は、空港到着時間は、早ければ早いに越したことはありません。また、Twitterやニュースで、空港の状況はチェックしておくことをお勧めします。

近づく赤土の大地

メルボルン空港から、約3時間。

アウトバックの広大な、赤土の大地が眼前に広がってきます。

Vast, red land

左手側に座っていた方は、機内からウルルやカタ・ジュタが見えたそう。ということで、A-C列の搭乗をお勧めします♪

無料送迎バスでリゾートへ

アウトバック!

空港からリゾートまでは、無料送迎バスで移動します。レンタカーのオプションもありますので、宿泊場所、やりたいことによってはレンタカーもありだと思います。

 

かの有名なスチュアートハイウェイ。全長約2800km!

オーストラリア、国土が広大ですので、都市間をつなぐハイウェイの距離もとんでもないです。SA州ポート・オーガスタから、NT州ダーウィンをつなぐこのスチュアート・ハイウェイ。水曜どうでしょうのオーストラリア縦断でも走ってたんじゃないのかな?

 

速度制限がない道だったそうですが、いまは制限があります…というような説明を聞きながら、5分程度でリゾートに到着。

リゾート到着

アボリジナルの言葉で、welcomeの意

エアーズロック・リゾートは、そこまで大きな場所ではないので、徒歩で概ねどこへでも歩いて行けます。無料巡回バスが20分に1本ありますので、それを活用するもよし、歩くもよし。ただ、夏場はとても暑い上に、ハエが凄まじいようですので、季節次第かなとも思います。

 

私たちが訪れた6月半ばは、気温は日本の春5月ぐらい、ハエもいるけれども、我慢できる程度でした。

 

エミュ・ウォーク・アパートメント

エミュ・ウォークは、リゾート内唯一のアパートメントタイプの宿。キッチンがあり、住むように過ごせます。

リゾート内は、素敵なレストランもカフェもありますが、なんせ高いので。少しでも安上がりにしたければ、スーパーマーケット(IGA)で素材を買って調理するのはおすすめです。そのIGAも、高いんですけどね…それでも外食よりはずいぶん安い。

 

なお、お酒は、パイオニアホテル内のアルコール・テイクアウェイ(4pm-9pm)でしか買えません。

広かった! 3ベッドルーム。

宿泊する数日前に、ホテルのフロントから電話があり、「シングルベッド2台の部屋がいいか、それともダブル1台がいいか」「リビングのソファベッドは、ソファのままがいいか、組み立てておいたほうがいいか」など細かい部分を確認されました。

 

カフェへ

とりあえず、ランチを取りに、リゾート内のカフェへ。

最もカジュアルなカフェへ行ったのですが、やはり砂漠の真ん中。まあまあいい値段がします。結局、4人で70ドル。

フルーツサラダ$7.5、地中海風サラダ$10

高かろう不味かろうではないのが救いですが…。

 

ちなみに、パイオニア・ホテルのBBQがとても人気のようです。ダチョウ、ワニ、カンガルーなどのジビエ(ジビエなの?)を、オーセンティック・オージースタイルBBQで楽しめるそうです! 予約を推奨されてたので、行かれる場合は素直に予約したほうがよさそうです。

 

リゾートの周りをちょっと散歩

リゾートの中には、2か所ほどルックアウト(見晴台)があります。1つはキャンプグラウンド近くのルックアウト、もうひとつは、パイオニア・ホテル内。

 

エミュから歩いて10分少々のルックアウトへ。

これぞテラコッタカラー

赤土の大地を踏みしめながら、丘を登ります。

遠くに見えるエアーズロック。実物のほうが迫力があります。

どういう言葉をつけても、陳腐になってしまう力を持っていますね、ウルル。

見るまでは、たかが岩、just a rockってずっと言っていたんですけどね…。

 

カタ・ジュタ サンセットツアー

さて、ウルルやカタ・ジュタは、国立公園内にありますので、入園にあたっては必ずパス(有料チケット)が必要になります。ツアー参加時には、パスの有無を確認されますし、個人で入場の場合も、入場ゲートで必ずチェックされます。ご購入、お忘れなく。

 

ウルルに行こうと決めるまで、カタ・ジュタは知りませんでした。アボリジナルにとっての聖地。また、公式に否定されているようですが、風の谷のナウシカのモデルになった場所…とも言われております。

 

カタ・ジュタとは、many headsの意だそう。36の奇岩からなる、ウルルとは異なる趣をもった場所です。

 

広大なアウトバックに、どー---んと現れる赤い岩。行ってみて初めてわかる荘厳さというか、これは、確かに聖地になるよな、という気持ちになります。

 

リゾートからはバスで40分。

 

 

そしてツアーのお楽しみ、🍷とおつまみ♪

サンセットの美しい景色の中、お酒とおつまみが美味しいなんて~~

(ソフトドリンクももちろんあります)

※公衆トイレもすぐ近くなので安心です。バスもトイレ付。

 

夜は満天の星空

そして、夜は満天の星空。美しい天の川を見ることもできます。

リゾート内は明かりが多いのですが、パイオニア・ホテルに行く途中の道は、真っ暗な場所もあり、星を見るにはよかったそうです(お酒を買いに行ったパパ曰く)。

そして、スターゲイズ・ツアーもあります!

 

我々は行きませんでしたが、Field of Lightというライトアップイベントが大変人気です。

 

早朝から、深夜まで飽きることのないリゾートです。