Go to Adelaide! ロードトリップ1日目(メルボルン~ハーンドルフ)
帰任が決まって、残りの日々をどうやって過ごすか。
いずれの家庭も直面する課題であり、迷うところです。
引継ぎして、学校はこの日までで、荷造りして掃除して、車を売って、ライフラインを解約して… 新しい生活の準備もしないと… やらないといけないことは、山積み。ですが、残り少ない駐在生活も十分に楽しみたい。
我が家の結論:
「行きたかったのに、行けていない場所には行こう!! 引っ越しは、なんとかなる(ハズ)!」
この結論がいいかどうかは知りませんが、少なくとも母子は、駐在者本人より少し遅れて帰国予定なので、まあいっかと。
今回の目的地は、サウスオーストラリア州の州都アデレードと、カンガルー島。
6泊7日のロードトリップです。
- メルボルン~ハーンドルフHalndorfまで
- ハーンドルフまでは、延々とWestern Highwayを走る
- ハーンドルフ
- おすすめの宿 Discovery Park Halndorf Resort
- そして。蚊に襲われる。
メルボルン~ハーンドルフHalndorfまで
車で約7時間半のロードトリップ。1日目の目的地は、ハーンドルフ。
ハーンドルフは、アデレードから約40キロ離れた、アデレード・ヒルにある小さな街になります。こちらの町、オーストラリア最古のドイツ移民の町、すなわり「ドイツ村」として知られています。根っから飲兵衛の我が家。ドイツ=ジャーマン🍺の図式に萌え、こちらを1泊目としました。
ハーンドルフまでは、延々とWestern Highwayを走る
ぶっちゃけ、かなり単調です。
適宜休憩して進まないと、睡魔が襲います。。。休憩地点となるPowernap spotや、ガソリンスタンドが多いのが救い。
途中、有名なMurray riverが流れるマレーリバー・ブリッジに立ち寄りました。中規模の都市で、ショッピングセンターもあり、こちらでランチ。間違った金額をEFTPOS決済したお店のおばさんと返金を巡って口論になりかかりましたが、なんとか解決。ロードトリップ、便利で自由が利いていいのですが、疲れがたまって判断が鈍るのが難点。
マレーリバーはフィッシングや、ボートといったアクティビティも有名だそうです!
ハーンドルフ
アデレード・ヒルに入ると、木立の様子が変わりました。広葉樹が見られ、少し赤や黄色に染まった木々もあり、秋の到来を感じます。ハーンドルフの街並みは、小ぢんまりとしていますが、ヨーロッパの雰囲気を感じさせる建物が並んでいます。
ディナーは、こちらの名物レストランのひとつ、Halndorf INNで。ドイツビールに、ソーセージ、チキンウイングを注文しました。このチキンウイングが甘辛くて絶品。ソーセージそのものももちろん美味しかったですが、あたたかいザワークラウトとマスタードがたまらなく美味。久しぶりに飲むドイツビールは、オーストラリアの軽やかなクラフトビールとは違い、しっかり・どっしり重厚感にあふれます。
さて、こちらのレストラン。名物は、プラッターだと思います。
インスタの写真よりも、実物のほうが、ものすごいデカ盛りなんだけど、「これぞゲルマン食だぜぇぇぇ」と言わんばかりの迫力。我が家で消費しきれる量ではなかったから頼まなかったけど、胃袋に自信ある方、ぜひトライを。
しかし、誰に何を頼んでも、最後に 「Easy!!!」 と声を張り上げるウエイトレス&ウエイター(メルボルンではあまり聞かないです)。日本の某居酒屋の、「はい! よろこんで!」を思い出した私。SA州の他のレストランでも、割とよく聞いたので、一種の地域性…??
で、Mellyはこの日はハンドルキーパーだったので、なめるぐらいしか飲まずに宿まで運転して帰ったのですが(※オーストラリアの道交法では、1 standard drinkまでの飲酒はOK)。街の出口で、ポリス・カーが検問の準備をしており、我々が通りかかると、中から警官が。手には、アルコール検出用の呼気収集装置を持っています。
止まったほうがいいか? と減速しながらジェスチャーで尋ねると、
必要ない、と手を横に振られたので、そのまま通過。
呼気検査しても絶対大丈夫という自信はありましたけど、正直かなり冷や汗かきました。ワイナリーの多いアデレード・ヒルで、なおかつハーンドルフという飲み屋街ということもあり、飲酒検問は厳しいと思います。ハンドルキーパーの方、しっかりと!
おすすめの宿 Discovery Park Halndorf Resort
今回の宿は、オーストラリアでは有名なホリデーパークのチェーン、Discovery Parkへ。こちらの系列の宿は、あちこちで泊まったことがあるのですが、ハーンドルフの宿は、ピカイチに素晴らしかった。
- 設備が新しく、清潔で、充実している。
- プール、ジャンピングパッドなど子ども向けの設備も十分かつクリーン。
- 主寝室、第二寝室が分かれている。
- 場内に池があり、眺めが素晴らしい。
- ハーンドルフ市街から近い。
- リーズナブル!
併設のレストランもありました。正直なところ、1泊しかしなかったのは失敗だったと思うくらいいい宿。ぼーっとアデレード・ヒルの自然を楽しみながら3泊ぐらいするのとか、素敵だろうな~って思います。
そして。蚊に襲われる。
で、調子に乗って部屋のテラスにある屋外ダイニングテーブルで、夕暮れの時間にビールを飲んでいたのですが。
か、痒い
気づけば、足4か所、腕4か所を蚊に咬まれておりました。
昼間、暑い時間はそんなに出てこないのですが、夕方涼しくなってくると、蚊が出ます。だって、山なんだもの。そして、日本の蚊とオーストラリアの蚊は、似ていて非なるもので、尋常でなく腫れあがることも珍しくありません(一種のアレルギー反応)。
で、直後にStop Itchというかゆみ止めを塗りたくったにもかかわらず、めっちゃ腫れました。捻挫したのかというくらい広範囲に腫れました。痒い、すごく痒い。結局、腫れが収まるまで3日を要しました。ほんと、蚊は気を付けたほうがいいです…。なお、もっと暖かいエリア(QLD、NT州)には、「ミジー」なるさらに質の悪いやつがいるそうです…。
虫よけ対策は万全に。これも重要な旅のtipsかと思います…。