純ジャパにオーストラリアの蚊はキツイ! 蚊対策の話
ロックダウンが終わった今年は、蚊に刺される機会が多く、そしてもれなく、めちゃめちゃ腫れてひどい目にあったので、蚊対策について。
私たちはGreater Melbourneのサバーブに住んでいるのですが、蚊の総数自体は、日本より圧倒的に少ないです。ほとんど見かけない。もちろん場所によるとは思いますが。昼間にシャワーが降った、真夏の夕暮れに、庭で🍺飲んでても刺されたことはないぐらい、いないです、蚊。
ただ、公園や、山、キャンプ場などに行くと、総数自体は日本よりは少ないものの、います。蚊。そして、見た目は日本の蚊とほとんど変わりませんが、刺されたあと、激しく腫れあがる人も、日本人だと珍しくありません。一種のアレルギー反応ですね。
どのくらい腫れあがるかというと、私は、手首を1か所咬まれて、肘から手首まで、半分くらい真っ赤になり、その上、皮膚の皺が消え去るくらいパンパンに腫れました。もちろん個人差はあるのですが、ひどいとそのくらいになります。クリーム塗ったり、市販の抗アレルギー薬飲んだりして、軽快するのに3日かかりました。
刺されないための対策
まず何より刺されないことです。
- 蚊取り線香
- 虫よけスプレー
- 長袖・長ズボン
この3点を効果的に使うことをお勧めします。
虫よけスプレーだとこれが有名。
忌避剤としてDEET(ディート)が入ってますので、効果抜群。ディート濃度が様々に調整されておりまして、強烈なやつは80%配合というラインナップも…。私たちの活動レベルからして、そこまでいらないと思うんで、個人的には40%配合を使っています。
蚊取り線香は、Woolworthなど普通のスーパーで買えます。日本と同じ渦巻き状のものが売ってます。どこまで効果があるのか、わかりにくいのですけれど、キャンプに行ったときなどは、テントの入り口でたいてみたりはしてます。
刺されてしまったら
これが一番大事で、かつ一番難しいのですが、掻かない。
そして、なるはやでかゆみ止めを塗る。患部を冷やす。
かゆみ止め、いろいろありまして、どれが一番いいかは、人によっても違うかなと思います。
普通のスーパーでパッと買えるのはこちら。ムヒみたいなもんですね。
自然派の方には、ティーツリーオイル。精油ですが、ダイレクトに肌に塗れ、と書いてあります。消炎効果と、かゆみ止め効果があるそう。匂いは、ちょっと特徴的で、少し樟脳のような雰囲気があります。カンガルー島で、ケミスト(薬局)が休みで、スーパーで売ってるかゆみ止めらしきものがこれくらいしかなく、使いました。こちらを使ったときは、患部がすでに腫れあがりすぎて、効いたような効かなかったような? でも、確かに痒みは少し収まったかも。
刺された直後ならもう少し効いたかもしれません。
https://www.chemistwarehouse.com.au/buy/86222/thursday-plantation-tea-tree-oil-100ml
最終的に、ステロイドと表面麻酔薬が入ったこちらを使いました。
痒み止めという意味では一番効果があったかも?
とにかく腫れあがってしまうと、何を使っても焼け石に水っぽくなっちゃうので、なるべく早く、薬は塗ったほうがいいと思います。あとはもう、刺されないこと。コレに尽きます。そして、あんまりにも腫れちゃってつらいときは、GPにかかったほうが良いです。
たかが蚊、されど蚊。数十年かけて育て上げた免疫系も、未知のものには弱いんだな、って思います…。