Go to Darwin!4日目 (ジャンピング・クロコダイル~ダーウィンハーバー)

短いダーウィン旅行は4日で終わり。

最終日は、クロコダイルジャンプ・ツアーと、ダーウィン・ハーバーにあるプールへ向かいます。暑くて、野外活動がきついんですよね💦 かといって海は、毒クラゲの問題があるので入れませんし。

 

 

 

ジャンピングクロコダイルツアー

ダーウィンのシグネチャーの一つともいえる、名物ツアー。ツアー会社は2つありますが、我が家は、Spectacular jumping crocodileを予約しました。1時間コースは、1日4回クルーズのセッティングがあり、参加しやすいですよ~。他にも、1日コースなどバラエティに富んだツアーがありますので、チェックしてみると良いかと思います。

ダーウィン市街から1時間弱で、乗り口に到着。

併設のショップでチェックインして、ボーディングを待ちます。

ふつうの土曜日ですが、結構、お客さんいます

アデレード・リバーを、ボートで下っていきます。アデレード・リバーには1万頭のソルトウォータークロコダイルが生息しているそうで、でっかいものは6m程度にもなるそう。

 

クルーズを開始してすぐ、クロコダイルが現れます。エサでじらしてジャンプさせるお姉さん。船長は、クロコダイルの説明をいろいろとしてくれますので、勉強になります。

原始的な方法ですけど、めっちゃ反応します、ワニ。

クロコダイル、体重の1%重量のエサで十分なんだそう。なので、朝、すでに別のクルーズでエサやりした個体には、2度目はあげません。だから、ワニジャンプに使う餌も、丸鶏一羽とかかな~と思っていたんですけど、それよりずっと小さいんですよね。

 

ほんと、ゴジラが泳いでるような…。恐竜がいたらこんな感じなのかなあ…と、じっと見てしまいます。目がね~、killerの目なんだよね~。

ジャンプ! ちっちゃい個体のほうがよく飛ぶ気がする。

オーストラリアには、クマやライオンなど、いわゆる人間にとっての天敵は、このクロコダイル(あと、海にはサメ)を除いては存在していません。QLD州や、NT州では、彼らによる人間のミッシングや、襲撃事故がたまに起きることがあります…。う、うーん、食べられたくはない…。

 

猛禽類や、クリムゾン・フィンチなど、その他の野生動物の姿も見れ、とてもよいクルーズでした。

Laneway Coffee

さて、クルーズが終わり、ちょっと遅めのランチタイムで、ダーウィンの有名カフェ、レーンウェイへ向かいました。

 

アンティークな雑貨と、熱帯らしいトロピカルなフルーツ、植物の配置がおしゃれなカフェ。子ども向けに、塗り絵セットと絵本まで貸していただきました。

しかもこの塗り絵、住所と名前を書いたら、後日、ミールバウチャーを送るとのこと。

定番のカフェメニューの中で、特徴的だったインド・ブレッキーをオーダー

インド・ブレッキーは、ナシゴレンとカレーの間のような、でも間違いなく美味な一皿。見た目も華やかでいい!

エッグベネディクト、pulled pork添え。pulled portは、低温でローストした豚肉を、フォークで割いた、見た目コーンビーフのような食べ物

エッグベネディクトは、甘みの効いたプルド・ポークに、バター感が濃厚なオランデーズ・ソースで満足感たっぷり。

美しいラテアート。さすが、の一言。ローストも浅すぎず、深すぎず、バランスを感じる一品。

ダーウィン・ウエーブ・プール

そして、少しだけ時間があったのと、陸上活動は子どもには暑すぎるということで、ダーウィン・ハーバーにある「波が出るプール」へ。家族四人で$25ですが、満足感たっぷり!

 

綺麗なトイレ、シャワー、更衣室、キオスクがあります。また、プールの周りを囲むように、高級アコモデーションがいくつかありまして、レストランやカフェもすぐ近く。

※アコモデーションとプールは全く独立した設備なので、泊まらなくても入れます。

 

入場するとパラソルとビーチチェアーのあるエリアと、ヤシの木のあるエリアがあって、日陰が確保できるのもありがたい。

写真よりずっと荒っぽいです、実物は。

定期的に、ウエーブが起きるのですが、これがかなり荒いウエーブ!!

ライフセーバーがずっと見てくれてますけど、小さいお子様は波打ち際が正解。

 

浮き輪やボディボードが、入場者はレンタルフリーなのも嬉しいポイント。

帰ります

See ya, Darwin

オーストラリアの「地」の部分を、たくさん見たダーウィン旅行でした。先住民と現代文明の大きなキャズム、過去の残酷な経緯と今も続く影響、という「地」の部分を知らずして、オーストラリアに住んでいたとは、やっぱり言えないな…と痛感した旅ともいえます。

 

ABCテレビでは、頻繁に先住民の苦境や差別的待遇を特番で報道しているのですが、私たちが日々生活している環境からあまりにもかけ離れていて、「うーん、そんなんごく一部なのではないの」と思っていた節は、正直言ってあります。

 

ただ、仮に"ごく一部"であったとしても、絶対に無視できない話なんだ、ということをまざまざと体感しました。そして、たぶん、"ごく一部"ではないな、というのは、わずか四日間ですが、ダーウィンに滞在した人間の直感です。

 

むき出しのオーストラリア。そういう表現がぴったりな場所な気がします。

 

※宿泊・レンタカーのデポジットの返金絡みで、旅が終わった後に金銭関係のトラブルが起きるのでは? とだいぶ警戒していたのですが、何事もなくおわりました! しっかり平均orそれ以上の値段のサービスを受けていれば、こういったトラブルからは遠ざかると思うのですが、我が家のようにバジェット旅行を狙う方は、気を付けたほうがいいかな? とも感じます。個人的所感ですが。何事によらず、この国は、「サービスの質は払った代価なり」になりますね。日本とは違って。ある意味、フェアです。