キッズフレンドリーな全豪(8日目)

全豪オープンテニス2022。8日目は、家族で行こうと前々からチケットを押さえていました。Melbourne summer setから始まり、観戦が中心の参加になっていたので、今回は「お子様ファースト」をコンセプトに(笑)、会場を広く楽しんできました。

 

 

チケット

Margaret Court Arena デイ・チケット

 

駐車場

トラム・メトロなどの公共交通機関でもアクセス可能ですが、今回は車でアクセス。Melbourne Cricket GroundのあるYarra Park内が、フラットレート1日$10と超お手頃だったのでこちらへ停めました。(カード決済のみ)

 

Ballparkへ

f:id:happymelly:20220126101442j:plain

ジャイアントスイーング!ですが、うちは子どもの身長が足りないので乗っていません。幼児向けのファシリティも充実してます!

メトロのリッチモンド駅側から入場。ジョン・ケインアリーナの真横です。

この日はPride Dayということで、入場時に子どもはレインボー模様の旗をいただきました。全豪オープンは、ホスピタリティにとても力を入れていて、どのスタッフもとっても親切でフレンドリーです(子連れには特に)。

 

Ballparkは、対象年齢1~10歳ぐらいまで、たっぷり遊べるミニ遊園地のような場所。

  • LEGOエリア
  • フェイスペインティング
  • Water Play
  • NERF Zone 射的みたいな感じ
  • クライミングウォール ※身長110cm以上
  • Zipライン ※身長120cm以上
  • エクストリーム・スイング ※身長120cm以上
  • 巨大迷路 ※身長120cm以上

Kids and Families | AO

などなど…

 

また、すぐお向かいに、HOTSHOTという子ども向けのミニ・テニス会場があります。親子でキッズラケットで遊ぶこともできるし、レッスンを受けることもできるそうです!

f:id:happymelly:20220126101538j:plain

ネットもコートもキッズサイズで遊びやすい。

それにしたってこの日はとても暑く、最高気温34℃。メルボルンの夏は、暑くとも湿気が少なくてカラッとしていることが多いのですが、この日は湿度もそれなりにあり。

「今日はあんまり暑いから、ファシリティがいくつか閉鎖になるかも」

とお姉さんが言っていた通り、上記のアクティビティのうちいくつかは途中からclose due to heatになっておりました。行くなら開場直後がオススメです。空いてますし。

 

練習エリア

ジョン・ケインアリーナと、ballpark会場の間に、practice courtがあり。本当にラッキーだったのですが、ナダルの練習開始時刻にたまたまそこを通りかかりました。

これはーーーーー!!と思って、勇気を決して人ごみの中に身を置き、待つこと数分。ナダル登場!! あわよくば…とサイングッズも用意しておりましたが、

Definitely he won't sign before and after this session!! You will be able to take only a few photos!!!!」

と叫ぶ係員の人の言う通り、一瞬で通り過ぎるナダル。

f:id:happymelly:20220126101612j:plain

スター感はんぱない

オーラ半端なかった。

AOショップ

f:id:happymelly:20220126101724j:plain

ビーチリゾート感ある飲食エリア。ああ、炎天下でビールが飲みたくなります。

全豪オープンは、物販と飲食がとても充実していると思います。子連れで、しかも相当暑かったので、飲食は「すぐ食べられるもので子どもが好きなもの」ということで、アリーナ内のポテトフライとホットドッグとアイスクリームしか買いませんでしたけど( ;∀;)。アリーナ外の飲食エリアには、メルボルンの有名ショップがずらり。

 

また、毎年かわいいのが公式グッズ。今年はラルフ・ローレンとコラボしたこともあり、さらに物欲に火が付きます!(高いけど( ;∀;)!!) さらに、ラルフ店舗内には、カスタマイズ・コーナーがあり、購入したグッズに名前などを刺繍してもらえます。

男子シングルス4回戦 D. Medvedev vs M. Cressy

f:id:happymelly:20220126101653j:plain

圧倒的なサービスの強さを誇るメドベージェフ

さて、マーガレット・コートアリーナでは、こちらのカードを観戦しました。世界70位ながら(といっても男子はランキングの数ほど実力に差がないように思いますが)、今大会快進撃を続けるクレッシーと、世界2位のメドベージェフ。全豪の絶対的王者であるジョコビッチがあんなことになってしまったので、今年の男子シングルスは群雄割拠の様相を呈しています。

 

ネット際のトリッキーなラリーで、双方の技術の高さを堪能した第1セットの後は、終わりなき戦いへ…。どちらもサービスゲームを落とさないから、第2,3セットはタイブレークになだれ込みました。暑い日だったこともあり、メドベージェフはイラついていたようで、「あいつサービスに時間取りすぎ!」とか「なんてアンラッキー!!」って大声で文句言ってるのは聞こえました…(笑)。

それでも、メドベージェフの圧倒的なサービスゲームの強さには、驚きました。第4セット、ようやくメドベージェフがクレッシーのサービスゲームをブレイクして、ゲームセット。

 

大人はエキサイトしましたが、子ども…。スナック類をちょいちょい買い与え、なんとかかんとか持ちこたえましたが、それでも3時間半超のビッグゲーム。近くの席のオージー女性に、

「長丁場で子どもには大変だわね。静かにしていてとても偉いわ。すばらしいわ」

と褒めてもらう子どもたち。少し持ちこたえました(笑)。

 

途中、酔っぱらいのオッサンが観客と少しトラブったりしてましたが(最後はつまみ出されたようです)、平和に完了。

 

全豪オープン、メルボルンの夏を満喫するような、お祭り騒ぎの様相はありますが、大人も子どももとても楽しめます。感染対策をしっかりして、残りの日程も楽しめるといいなあ。テニスが好きになるしかけがいっぱいの全豪オープン。オススメです。