A sever thunder storm hit Melbourne

その天気の不安定さを評して、four seasons in one dayと言われるぐらい、とにかく天気が変わりやすいメルボルン。

 

朝は涼しく、昼間はカーッと暑く、ところがどっこい、午後は突然シャワーが来て、コールドダウンして一気に寒くなる。という感じの変化は、年中問わずさほど珍しくなく起こります。真夏でも、薄手のダウンがあったほうが安心…という年も。

今夏は、割と安定して、年初からずっと暑かったのですが、今日は久々に、強烈なサンダーストームが来ました。

 

昼過ぎまでは、ジトジトと暑い日で、たまらず、はなこのためにプールを用意したのですが、午後2時くらいからモクモクと黒い雲が…。

「寒い」

と言って、はなこがプールから上がってきて間もなく、大粒の雨が降り始めました。その後は、激しい降雨と、雷鳴、さらには雹まで降ってきて(雹が降るのはそんなに珍しくないですが)、挙句、突風。ここまで激しいストームはここ数年来見たことがなかったので、在勤していた夫も、「雨音がうるさくて仕事にならない」と家の様子を確認しておりました。

 

というのも、、、オーストラリアの家。日本に比べると、驚くほど作りが甘い。

我が家も過去2回、いわゆるゲリラ豪雨時に雨漏りにあい(しかも2階建てなのに1階から雨漏り。聞くと、間に配管を通してるからとのことでしたけど…)。戸建てに住んでいる人に聞くと、雨漏りは「あるある」だそうです。そして、プラマーに修理を頼んで、直らないのも「あるある」(笑)。うちも結局、3回くらいプラマーに来てもらってようやく落ち着いた経緯があります。

 

ちなみに、シティの高層アパートメントに住む方に聞いた話だと、「電源プラグから雨水が噴き出した」という恐ろしい事例もあり。感電するよ! っていうかどうなってんの? 

家を選ぶときは、新しいだけで選ばないほうがいい、とさえ聞きました。新築だとどんなボロが出てくるかわからないから。(でもあんまり古いのも別のボロが出ますが)

 

たろうが通う学校も、このストームで、小さい学年はプチパニック。 さらには、雨漏りもあったようで…。しかも今日は金曜日。月曜日はどこのプラマーも大忙しなのではないかと思います。また、こういったストームの前後で、なおかつ特定の花粉の季節に、storm asthmaという喘息発作のアラートが出ることもありまして、過去には救急外来がパンクしたことがあったそうです。

 

そしてこのニュース。確かに普通の家に避雷針ないもんね💦

www.dailymail.co.uk

 

しょっちゅう何か壊れるし(あるいは壊すし)、直らないし、修理屋さんがいくらいても困らないんじゃないかこの国。とは、時々思う。何かにつけ適度に品質悪いほうが、経済回るのかしら。とはいえ、日本は災害が多いので、住居の品質が悪いとシャレにならないけど…。