Go to Adelaide!ロードトリップ4日目① (カンガルー島の大地を巡る)

3日目は海づいていたので、それなら次は陸。

 

ナショナルパークの、フリンダース・チェースへ。野生動物がたんまりいる、と聞いてはいたのですが、2019年末~2020年初頭のブッシュファイヤーにより、大きな被害を受けた場所でもあります。

 

2019年末、渡豪直後の豪州は、各地でブッシュファイヤーがひどく、日本でも大きく報道されていた記憶が。メルボルンにも煙が届き、大気汚染指標が異常値を示し、子どもの学校が休みになったこともありました。家の火災報知器が誤作動したり、家の周辺の景色もモヤがかかったように薄く白いような、茶色いような、そんな空気を思い出します。

www.parks.sa.gov.au

 

フリンダース・チェースを満喫した後、隙があれば、ビボンヌ・ベイでまた釣りを…という釣りキチプラン。余裕があれば、キングスコート付近のブルワリーやワイナリーも行きたい。

 

 

 

Flinders Chase National Park

キングスコートから車で1時間あまり。入り口のビジターセンターでエントリー・ビークル・フィー($30.5)を支払いました。2019年にほとんど燃えてしまったせいかもしれませんが(園内の96%が焼失)、ビジターセンターや歩道など、さまざまな人工物が新しいんですよね。

 

広大なフリンダース・チェース、キャンプグラウンドもあり、トレッキングコースも多数あるそうです。が、有名どころは

  • アドミラルズ・アーチ
  • リマーカブル・ロック 
  • Weirs Cove
  • Cape du Couedic lighthouse

この4つ。それぞれ駐車場が併設されていて、駐車場からのアクセスも良く、気軽に訪れることができます。時折、一部道路が閉鎖されていることがありますので、事前にカンガルー島のデジタルマップで確認しておくと良いです。

Banker Hill Lookoutから再生の様子を見る

園内に進むと、ゆるくワインディング&アップダウンが続きます。低い木が多いので、広大な緑と海の、ダイナミックなパノラマが目の前に広がります。圧倒的!

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近くで見ると…

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黒っぽく見える木は燃えた後の木。中央のグレーの筋状のエリアは、再生途上の森

写真よりも実際の景色のほうが説得力がありますが、あちこちに真っ黒に燃えて表面が炭になった(中は生きているかどうかわからない)が木があります。しかし、園内ほぼ燃えてしまったという事実にもかかわらずこの再生力。

 

当時の様子を伝えるBBCの報道写真と比較すると、いかほどまで回復したかが伺えます。豪州内でも衝撃的なニュースとして伝えられていました。

www.bbc.com

 

アドミラルズ・アーチ

さて、観光名所(笑)のアドミラルズ・アーチ。このすぐ手前に灯台もあります。大型観光バスも乗り付けてました。

 

よく整備された木道を歩いていきます。

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断崖に降りる階段の前までは、木のスロープ。励まし合いながら、歩行器で歩いているお年寄りもいました。

 

途中、断崖をのぞき込むと、Sealの群れ。

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岩の上にいる黒いのはNew Zealand Seal。前日と合わせると、野生のSealは一生分見た気がする

そして、ほどなくアドミラルズ・アーチ。浸食により空いた大穴、ですね。

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迫力あります。アーチの下の潮だまりのような場所では、シールがのんびり海水浴。

リマーカブル・ロックへ

さて、次なる見どころ、リマーカブル・ロックへ、車で10分ほど移動。

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露出した母岩が浸食により崩れ、岩になり、形成された地形だそうです。

緑の丘に現れる、ベージュと朱色の特徴的な大岩。岩の向こうは断崖絶壁。岩の周辺はアクセスOKですが、岩から少し離れた海側はprohibited area。だけれども、柵も目印もない。オージーキッズが海側でぴょんぴょこしているのを見るだけで、高いところが苦手なMellyは背筋が凍りました…。

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岩の向こう側は断崖で、高いところが苦手なMellyはとても海側に回る勇気なし。

 

島の人、レンジャー、サウスオーストラリア州政府の、再生に向けた努力はまだまだ続くんだろうな、と思う景色もいくつもありました。

 

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途中の道にあった、「再生中」の看板。

曇天、たまに雨がぱらつく天気で、森も再生途中ということもあってか、野生動物はSealしか見ることはできませんでした。ただ、わずか2年にしてここまで戻るのか、という驚きもありました。あと何年かしたら、きっと元の、動物がたくさんいる森に戻るんだろうと、信じて。

Go to Adelaide! ロードトリップ3日目(カンガルー島の海を巡る)

さて、カンガルー島2日目は、島の有名ビーチに訪れよう!ということで、エミューベイとシールベイを訪れました。むろん、この2つのビーチ以外にも、遊び甲斐のあるビーチはたくさんありますが、まずはメジャーどころを。

 

 

 

エミューベイへ

カンガルー島で最も有名なビーチの一つだと思います、Emu Bay。5キロにわたる、三日月型のゆったりしたビーチで、島内唯一、砂浜へ車でのアプローチも可能です。4WDでなくても大丈夫! 実際、我が家は2WDでしたが、特に問題なく走行可能でした。ビーチへの入り口には、パブリックトイレもあります。

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砂浜を車で走る、なかなかオツでした。ただ、初めての経験だったので、スタックしたらどうしようとドキドキ。

ホリデーでもなんでもない、ド平日だったこともあり、ほんと、人がいません。

ザ・自然なので、何をするかって、海と砂浜を使ったアクティビティしかない(笑)! でも、この「無い」ところから遊びをクリエイトするのって、子どもの知育としてはサイコーに効果的なんじゃないかと思います。

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貝殻拾い

きれいな貝殻を集めたり、砂遊びしたり…。干潟を歩いてみたり。

 

そして、また、釣り。

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ショアからの投げ込み釣り。飛距離を出すため、重めのおもりを使ってます。ベイトは、5センチくらいの魚とイカ。

アタリはあるし、餌は取られるのに、食いついてこない。Mellyが、5センチくらいのSand Crabを引き上げましたが、ランディングに失敗。そして、透明度が高いので、波が荒い割には、魚影を確認できますので、ボウズでもそこそこ楽しめました。

 

途中、Sup(Stand up paddle)にもトライしましたが、どうにも波が高くてちょっとだけで終わり。スノーケリングや、ボディボードのほうが良さそうです。

 

Emu Bay Lavender Farm

この日は気温も30℃近くまで上がってきたので、アイスクリームでも食べようと、すぐ近くのラベンダーファームへ。

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季節ではないので、ラベンダーは枯れてました。でも、いい匂い!

こじんまりとしたファームでしたが、併設カフェ、雰囲気がとってもいいです。中庭があって、金魚が泳いでいて。冷たい風を感じながら、まったりアイスを食べるとか至福。

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ラベンダーアイスクリーム $7。ブルーベリーが混ぜられており、ラベンダーの風味は抑えめで食べやすい味わい。下のほうは、バニラアイスになってました。

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おとなのこぶし大の大きなスコーン。ラベンダー入り。ふわふわタイプ。

いったん、宿に戻ってランチを自炊。一休みしてから、今度はシールベイへ向かいます。

 

Seal Bay

シールベイ、その名の通り、オーストラリアン・シーライオンの生息地になっています。国内3番目の大きさのコロニーだそう。

 

ビーチへのアクセスは有料。オーストラリア、自然保護区や国立公園は、基本的に有料になっています。セルフガイドツアー($17~)か、ガイドありツアー($38~)のどちらかを選べますが、シールがいるビーチにアクセスできるのは、ガイドありツアーだけ。今回は、こちらを選択しました。

 

申し込んだのが3時のガイドツアーで、気温も30℃に達していたため、受付のオバチャンに、「今日はだいぶ暑いし、ツアーも45分くらいかかるけど、子どもは大丈夫そう?」と念押しされての参加。

www.parks.sa.gov.au

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ビジターセンターからは、歩道とボードウォークが整備されています。真冬は、暖を取るために、この灌木のエリアにもシールがやってくるらしい。

歩くこと、10分少々で、ビーチへ。

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写真が悪いけど、いっぱいいるんです~! そしてまあまあ近い。

思ってたよりだいぶデカイ。

 

大きいものは、あざらし、っていうより、セイウチとかトドに近い大きさかもしれないです。のーーーーんびり、ゴロゴロするシールたち。ときどき、沖に出て泳ぐシールも見ることができました。子あざらしは、親から泳ぎ方を習うのだそうで。本能で泳げるわけじゃないのね。

 

3日間漁に出て、3日間浜で休むんだそう。

 

シールの保護のために、5m以上離れて見学しましたが、それでも十分な迫力と、シールの自然な姿に感動。カンガルー島の、自然の豊かさを感じさせる場所の一つです。強くおすすめ!

Emu bay jettyで、また釣り(3回目)

で。晩ご飯を自炊したあと、夕暮れの時間を狙って、また釣りに行きました。今度は、Emu bay jetty。エミューベイから少し離れた場所です。

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波がちょっと高くて、子どもが落ちたらどうしようと考えるMelly

相変わらず、アタリはあるけど釣れない…またボウズか…と思っていたら。

 

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Sand Crab、釣れた!!!

 

子どもも大人もおおはしゃぎ。リリース基準もクリアしていたので、連れて帰って、美味しくいただきました。

 

さて、帰り道は真っ暗闇。有袋類の飛び出しにおびえながら、ゆーっくりゆっくりドライブして帰りました。

 

そして、車の外に出ると、空には天の川。

 

オーストラリアの夜空を見上げるときは自分の近視を恨めしく思います。

英語でプレゼン! 

先週、サウスオーストラリア旅行で、まるまる一週間学校を休んだ、はなこ。

 

その間に、宿題が出ていたようなのですが。

 

 

内容:

・家族写真を持ってくる

・その写真を使って、家族についてOral presentationをするための準備を、家庭でする

 

 

ぬぁあああああ、きたよ~、Show and Tell!!!

 

はなこの英語力、聞くほうはともかく、しゃべるほうは、まだ全然です。

 

もはや丸暗記になる予感。でも、それも大事なことよね💦

 

しかし、こういう自分のことについて語る、っていうのは、本当にいい教育だなと思っています。

 

語ること自体も立派だけど、

語ることで自分の家族(テーマ)について、自信や愛着を深めることができるとも思うんですね。

ただ漠然と、家族は大事、って思い続けるより、

具体的に言語化して表現することで、捉え方って変わるから。

 

さて、これからしばらく練習です。頑張ろう、はなこ。

Go to Adelaide! ロードトリップ2日目(ハーンドルフ~カンガルー島)

ロードトリップ2日目は、今回の旅の最大の目的地、カンガルー島への移動。

 

カンガルー島は、「柵のない動物園」と言われるように、野生動物と自然の楽園です。ただ、2019年末のブッシュファイヤー(山火事)により、島の46%の森が焼失。再生に時間がかかると言われていました。

 

今回、その再生の様子を見に、そして、最近、我が家がハマっている釣りを存分に楽しむために、カンガルー島に3泊しました。

 

ハーンドルフ~フルリオ半島へ

ハーンドルフから、カンガルー島へのフェリーの発着地であるケープ・ジェービスまではほぼ一直線に南下します。途中、ダイナミックで美しく、グルメにあふれたフルリオFleurieu半島を通過します。

 

SeaLinkのフェリーのチェックインが11時30分までになっていましたので、そこまでのんびりもできない。途中、マクラーレン・ベールには、カンガルーなど野生動物にエサやりできるワイナリーや、りんごや梨など季節の果物のピッキングができる農園も。立ち寄りたい気持ちを封印しつつ、ドライブしていきます。

 

しかしあんまり順調に行きすぎたので、ビーチが美しいことで知られたノーマンビルNormanvilleへ立ち寄りました。

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この景色の美しさ!

ダイナミックなフルリオ半島の稜線と、透き通った海と白い砂浜、まっ平らな水平線の美しさ!

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さらにはこの透明度!

メルボルンの海も、関東近郊の海に比べると段違いに美しいのですが。それでも、やはり人口がすくないこのエリア、透明度は圧倒的にメルボルンより上です。ビーチには人も少なく、心も体も洗われるような景色と空気。

SeaLink乗船

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ホリデーシーズンは、すぐ予約がいっぱいになります。時期によっては予約はお早めに!

さて、チェックイン時間間際にSealinkの乗船場へ。この乗船場までの景色も本当に素晴らしく、カンガルー島にいくなら、ぜひドライブでアプローチしていただきたいと思うぐらいです。フルリオ半島のアップダウンある地形を乗り越え、ケープ・ジャービスが迫ると、眼前に圧倒的な水平線が広がります。

 

カウンターでチェックイン後、ドライバーのみ車に戻り、他の乗船客は艀から乗船します。船の中には小さなカフェテリアあり、サンドイッチ程度の軽食も楽しめます…が。この日、結構船が揺れまして。前日の疲れを引きずっていた私は軽く船酔い。50分程度の乗船時間のうち、半分以上、ウトウトうたた寝して乗り切りました。

 

なお、海があまりに荒れる日は運航キャンセルになることもあるそうです💦

 

ペネショー

カンガルー島の玄関口、ペネショー到着後は、近くのカフェでランチを調達。ですが、たまたま選んだカフェが大人気で、結局30分くらい待ちました。

 

サンドイッチ、バーガー、スブラキ(ギリシャ風ラップ)、サラダなどメニュー豊富なテイクアウェイ専門カフェ。テイクアウェイ専門だけれど、屋外席がたくさんあるのでその場で食べられます。

fat-beagle-coffee-shop.business.site

 

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Halloumiチーズのサラダ。うまい!

ペネショーは、そこまで大きな町ではないですが、スーパーマーケットのIGAや、ケミストはあります。

 

ペネショー~キングスコート近郊の宿へ

この日の宿は、キングスコート近郊の一軒家。が、パートナーが地図設定を間違え、アメリカンリバーの民家に到着。当然、ピンポンして出てきたのは、普通のオバチャン。完全に我々の間違いにもかかわらず、オバチャンは親切にも、我々の予約先の住所をスマホで確認してくれました。なんていい人なんだ。

 

某国だったら、発砲されててもおかしくないよって話をしながら、再出発。

 

で、せっかくアメリカンリバーまで来たのだから、と、Oyster Farm Shopに立ち寄りました。その名の通り、カキの養殖場。大人も子供も生ガキが大好きな我が家。威勢のいいおばちゃんに聞いてみましたら、

「繁殖の時期で、太った質のいい生ガキは今はないからお店には出してないんだ」

とのこと。む、無念…。牡蠣に限らず、ロブスターやWhiting、アワビにワインなど様々なシーフードやグロサリーを置いてましたので、訪れる価値のあるお店です!

 

キングスコート・ピアで釣り

さて、今回、我が家がカンガルー島で狙っていたアクティビティの1つが、釣り。

 

サウスオーストラリアは、フィッシング・アクティビティが盛んで、ショア(海岸)からの投げ込み釣りで、Australian Salmonが釣れると知って、仕掛けrigも準備万端にして上陸した我が家。

 

宿から最も近かった、キングスコート・ピアに夕方、出向きました。

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オーストラリアでは、男性のみならず、女性の釣り師も多いです。SA州は特に多かった。そして、ルアー釣りの人が多いですね~。

とにもかくにも、透明度が素晴らしい! 魚が泳いでいるのが桟橋から見えます。イカを餌にしてトライしましたが、結局、アタリはあるものの食いつかず。周りの釣り人は、ガーフィッシュを釣っている人もいましたが、我が家はボウズ。

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釣りに行きすぎて、たろうはキャストが短期間で上達(笑)

ただ、暑くも寒くもなく、釣りに飽きたら海を見れば、魚影が見え。フィッシングとしては最高の環境です。また、釣りをしていると、本当にいろんな人に声をかけられますので、それもまた楽しみの一つ。

純ジャパにオーストラリアの蚊はキツイ! 蚊対策の話

ロックダウンが終わった今年は、蚊に刺される機会が多く、そしてもれなく、めちゃめちゃ腫れてひどい目にあったので、蚊対策について。

 

私たちはGreater Melbourneのサバーブに住んでいるのですが、蚊の総数自体は、日本より圧倒的に少ないです。ほとんど見かけない。もちろん場所によるとは思いますが。昼間にシャワーが降った、真夏の夕暮れに、庭で🍺飲んでても刺されたことはないぐらい、いないです、蚊。

 

ただ、公園や、山、キャンプ場などに行くと、総数自体は日本よりは少ないものの、います。蚊。そして、見た目は日本の蚊とほとんど変わりませんが、刺されたあと、激しく腫れあがる人も、日本人だと珍しくありません。一種のアレルギー反応ですね。

 

どのくらい腫れあがるかというと、私は、手首を1か所咬まれて、肘から手首まで、半分くらい真っ赤になり、その上、皮膚の皺が消え去るくらいパンパンに腫れました。もちろん個人差はあるのですが、ひどいとそのくらいになります。クリーム塗ったり、市販の抗アレルギー薬飲んだりして、軽快するのに3日かかりました。

 

 

刺されないための対策

まず何より刺されないことです。

  • 蚊取り線香
  • 虫よけスプレー
  • 長袖・長ズボン

この3点を効果的に使うことをお勧めします。

 

虫よけスプレーだとこれが有名。

www.bushman-repellent.com

忌避剤としてDEET(ディート)が入ってますので、効果抜群。ディート濃度が様々に調整されておりまして、強烈なやつは80%配合というラインナップも…。私たちの活動レベルからして、そこまでいらないと思うんで、個人的には40%配合を使っています。

 

蚊取り線香は、Woolworthなど普通のスーパーで買えます。日本と同じ渦巻き状のものが売ってます。どこまで効果があるのか、わかりにくいのですけれど、キャンプに行ったときなどは、テントの入り口でたいてみたりはしてます。

 

刺されてしまったら

これが一番大事で、かつ一番難しいのですが、掻かない

そして、なるはやでかゆみ止めを塗る。患部を冷やす。

 

かゆみ止め、いろいろありまして、どれが一番いいかは、人によっても違うかなと思います。

 

普通のスーパーでパッと買えるのはこちら。ムヒみたいなもんですね。

www.woolworths.com.au

 

自然派の方には、ティーツリーオイル。精油ですが、ダイレクトに肌に塗れ、と書いてあります。消炎効果と、かゆみ止め効果があるそう。匂いは、ちょっと特徴的で、少し樟脳のような雰囲気があります。カンガルー島で、ケミスト(薬局)が休みで、スーパーで売ってるかゆみ止めらしきものがこれくらいしかなく、使いました。こちらを使ったときは、患部がすでに腫れあがりすぎて、効いたような効かなかったような? でも、確かに痒みは少し収まったかも。

刺された直後ならもう少し効いたかもしれません。

https://www.chemistwarehouse.com.au/buy/86222/thursday-plantation-tea-tree-oil-100ml

 

最終的に、ステロイドと表面麻酔薬が入ったこちらを使いました。

www.superpharmacy.com.au

痒み止めという意味では一番効果があったかも?

 

とにかく腫れあがってしまうと、何を使っても焼け石に水っぽくなっちゃうので、なるべく早く、薬は塗ったほうがいいと思います。あとはもう、刺されないこと。コレに尽きます。そして、あんまりにも腫れちゃってつらいときは、GPにかかったほうが良いです。

 

たかが蚊、されど蚊。数十年かけて育て上げた免疫系も、未知のものには弱いんだな、って思います…。

Go to Adelaide! ロードトリップ1日目(メルボルン~ハーンドルフ)

帰任が決まって、残りの日々をどうやって過ごすか。

いずれの家庭も直面する課題であり、迷うところです。

 

引継ぎして、学校はこの日までで、荷造りして掃除して、車を売って、ライフラインを解約して… 新しい生活の準備もしないと… やらないといけないことは、山積み。ですが、残り少ない駐在生活も十分に楽しみたい。

 

我が家の結論:

「行きたかったのに、行けていない場所には行こう!! 引っ越しは、なんとかなる(ハズ)!」

 

この結論がいいかどうかは知りませんが、少なくとも母子は、駐在者本人より少し遅れて帰国予定なので、まあいっかと。

 

今回の目的地は、サウスオーストラリア州の州都アデレードと、カンガルー島

6泊7日のロードトリップです。

 

メルボルン~ハーンドルフHalndorfまで

車で約7時間半のロードトリップ。1日目の目的地は、ハーンドルフ

 

ハーンドルフは、アデレードから約40キロ離れた、アデレード・ヒルにある小さな街になります。こちらの町、オーストラリア最古のドイツ移民の町、すなわり「ドイツ村」として知られています。根っから飲兵衛の我が家。ドイツ=ジャーマン🍺の図式に萌え、こちらを1泊目としました。

ハーンドルフまでは、延々とWestern Highwayを走る

ぶっちゃけ、かなり単調です。

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乾いた牧草地帯に、ユーカリが生える。ずっとこんな感じ。途中、大陸横断鉄道として有名なOverland号の線路と並走もしましたが、お目にかかるチャンスはなかった

適宜休憩して進まないと、睡魔が襲います。。。休憩地点となるPowernap spotや、ガソリンスタンドが多いのが救い。

 

途中、有名なMurray riverが流れるマレーリバー・ブリッジに立ち寄りました。中規模の都市で、ショッピングセンターもあり、こちらでランチ。間違った金額をEFTPOS決済したお店のおばさんと返金を巡って口論になりかかりましたが、なんとか解決。ロードトリップ、便利で自由が利いていいのですが、疲れがたまって判断が鈍るのが難点。

 

マレーリバーはフィッシングや、ボートといったアクティビティも有名だそうです!

ハーンドルフ

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秋の始まりのハーンドルフ。かわいい雑貨屋、ドイツグロサリーも多く、お店のホッピングも楽しそう。プレイグラウンド付の公園もあり。

アデレード・ヒルに入ると、木立の様子が変わりました。広葉樹が見られ、少し赤や黄色に染まった木々もあり、秋の到来を感じます。ハーンドルフの街並みは、小ぢんまりとしていますが、ヨーロッパの雰囲気を感じさせる建物が並んでいます。

 

ディナーは、こちらの名物レストランのひとつ、Halndorf INNで。ドイツビールに、ソーセージ、チキンウイングを注文しました。このチキンウイングが甘辛くて絶品。ソーセージそのものももちろん美味しかったですが、あたたかいザワークラウトとマスタードがたまらなく美味。久しぶりに飲むドイツビールは、オーストラリアの軽やかなクラフトビールとは違い、しっかり・どっしり重厚感にあふれます。

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小盛のソーセージ盛り合わせとチキンウイング(奥)。ドイツの名物料理はもちろんのこと、オーストラリアの典型的パブメニューもあり。

さて、こちらのレストラン。名物は、プラッターだと思います。

インスタの写真よりも、実物のほうが、ものすごいデカ盛りなんだけど、「これぞゲルマン食だぜぇぇぇ」と言わんばかりの迫力。我が家で消費しきれる量ではなかったから頼まなかったけど、胃袋に自信ある方、ぜひトライを。

 

しかし、誰に何を頼んでも、最後に 「Easy!!!」 と声を張り上げるウエイトレス&ウエイター(メルボルンではあまり聞かないです)。日本の某居酒屋の、「はい! よろこんで!」を思い出した私。SA州の他のレストランでも、割とよく聞いたので、一種の地域性…??

 

www.hahndorfinn.com

 

で、Mellyはこの日はハンドルキーパーだったので、なめるぐらいしか飲まずに宿まで運転して帰ったのですが(※オーストラリアの道交法では、1 standard drinkまでの飲酒はOK)。街の出口で、ポリス・カーが検問の準備をしており、我々が通りかかると、中から警官が。手には、アルコール検出用の呼気収集装置を持っています。

 

止まったほうがいいか? と減速しながらジェスチャーで尋ねると、

必要ない、と手を横に振られたので、そのまま通過。

 

呼気検査しても絶対大丈夫という自信はありましたけど、正直かなり冷や汗かきました。ワイナリーの多いアデレード・ヒルで、なおかつハーンドルフという飲み屋街ということもあり、飲酒検問は厳しいと思います。ハンドルキーパーの方、しっかりと!

おすすめの宿 Discovery Park Halndorf Resort

今回の宿は、オーストラリアでは有名なホリデーパークのチェーン、Discovery Parkへ。こちらの系列の宿は、あちこちで泊まったことがあるのですが、ハーンドルフの宿は、ピカイチに素晴らしかった。

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ホリデーパークでたまにみかけるジャンピングパッド。巨大トランポリンみたいな感じ。
  • 設備が新しく、清潔で、充実している。
  • プール、ジャンピングパッドなど子ども向けの設備も十分かつクリーン。
  • 主寝室、第二寝室が分かれている。
  • 場内に池があり、眺めが素晴らしい。
  • ハーンドルフ市街から近い。
  • リーズナブル!

併設のレストランもありました。正直なところ、1泊しかしなかったのは失敗だったと思うくらいいい宿。ぼーっとアデレード・ヒルの自然を楽しみながら3泊ぐらいするのとか、素敵だろうな~って思います。

 

www.booking.com

そして。蚊に襲われる。

で、調子に乗って部屋のテラスにある屋外ダイニングテーブルで、夕暮れの時間にビールを飲んでいたのですが。

 

か、痒い

 

気づけば、足4か所、腕4か所を蚊に咬まれておりました。

 

昼間、暑い時間はそんなに出てこないのですが、夕方涼しくなってくると、蚊が出ます。だって、山なんだもの。そして、日本の蚊とオーストラリアの蚊は、似ていて非なるもので、尋常でなく腫れあがることも珍しくありません(一種のアレルギー反応)。

 

で、直後にStop Itchというかゆみ止めを塗りたくったにもかかわらず、めっちゃ腫れました。捻挫したのかというくらい広範囲に腫れました。痒い、すごく痒い。結局、腫れが収まるまで3日を要しました。ほんと、蚊は気を付けたほうがいいです…。なお、もっと暖かいエリア(QLD、NT州)には、「ミジー」なるさらに質の悪いやつがいるそうです…。

 

虫よけ対策は万全に。これも重要な旅のtipsかと思います…。

クイーンビクトリアマーケットのナイトマーケットへ

南半球最大の市場がメルボルンにあります。観光ガイドブックでも必ず出てくる、クイーンビクトリアマーケット

我が家からはややアクセスしづらい場所にあるのと、雰囲気や品ぞろえがサウスメルボルンマーケットのほうが好みだったりして、実はあんまり行くことのない我が家ですが。

 

夏の終わりに、ナイトマーケットを毎週水曜日にやっているということで、行ってきました。これも、実に2年ぶりの開催なんだそうです! (2022年は4月6日まで開催)

qvm.com.au

 

 

いざ、マーケットへ

ナイトマーケットは夕方5時から。

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マーケット前に有料パーキングあり($10)

マーケット前の有料パーキングに駐車して、いざ、マーケットへ。パーキングはかなり広大なので、どこかしらか停めるスペースはあると思います。

 

飲食用テーブルエリア、雑貨販売エリア、屋台エリアにざっくり分かれていますが…屋台エリアはこの人出! これ、夕方6時くらいですね。

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屋台の人出、やばい~

マスク規制が緩んだので、ノーマスクの人もまあまあいます。

 

料理は実に多国籍。イタリア料理、スリランカ料理、スペイン料理、中華料理、ギリシャ、オーストラリアン、アフリカ…etc 。しょっぱいの、からいの、甘いの、酸っぱいのと味の範囲も広い。人出が多いのと、子連れだったので、とてもすべては見切れず。どの料理も、ストリートフードや、町のダイナーの軽食、みたいな印象の料理が多かったかな? 目移りしまくり!

 

行列はしていますが、どの店舗もテキパキとお客さんをさばいていきますので、待ち時間はさほど長くありません。

 

とりあえずこれ

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Porchettaのイタリアンソーセージ。セージが効いていて本格的。

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George the fish mongerのエビロールとポップコーン・プロウン

子どもの食べやすさ重視で買ったので、両方サンドイッチになっちゃったけど、ステーキプレートや、おいしそうなピエロギ(ポーランド風餃子)、他にも何やらオシャレそうなフードは、たくさんありました。できれば4~5人でいって、いろいろ買ってシェアしたい。

 

クラフトビールの出店もあり、法律の範囲内で美味しくいただきました!

 

飲食用テーブルは十分数がありますが、時間帯によっては探すのに苦労する可能性も。4人以上であれば、ブッキングも可能だそう。

 

エンタテイメントも充実

さて、ナイトマーケットは食べ物や雑貨などの物販だけでなく、エンタテイメントも充実しています。

 

大道芸や、野外ライブだけでなく。お子さま大好き、無料のバルーンアートサービスも。

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この、競争率の低さがいいよね~。

butterflyとwater gun作っていただきました。

 

夏の終わりから秋にかけての、穏やかな気候の中、美食と、メルボルンらしいhustle and bustleを楽しめるナイトマーケット。青からオレンジに変わっていく空、マーケットの向こうに見えるシティの高層ビルを楽しみながら、喧噪を楽しむ夕べというのも、とっても素敵です。