Go to Adelaide!ロードトリップ5日目① (カンガルー島で爆釣!)

ねえ、どんだけ釣りする気なの。

 

しかし、King George Whitingの釣りで知られたカンガルー島で、4回トライして蟹一匹ってない。

 

なんとかして釣りたい…!!!

 

というわけで、実に5回目のフィッシングを早朝にかませ、フェリーでメインランドに戻り、アデレードに行く、というプランです。

 

アメリカン・リバー 

カンガルー島の中でも、よく知られた釣り場の一つで、Bay of Shoalsと並んで、内湾enclosed bayとなっているのが特徴。そのため、波が静かで、釣りやすい場所です。

 

3月中旬のアデレード近郊は、日の出が7時(現地時間)ぐらいになっていまして、夜明けの時間を狙うにしても、とんでもなく早起きする必要はありません。また、少し空気は冷たいですが、寒くて手がかじかんで…ってこともない。野外活動にはいい季節です。

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夜明け間近のアメリカン・リバー。美しい。

全く人気のないAmerican River Jettyで、釣りを始めます。釣り始めの水深は、3mを少し切るくらいになっていました。満潮を少し超えたくらいの時間帯。

 

夜が明けて明るくなってくると気づく、この海の美しさ。

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潜ってモリで突いたほうが早いんじゃない?って思わせるくらい透明な海。水深3メートルはあるけど、海底が見えます。魚影も上から見えまくり。

 

さて。釣果。

着いて速攻、5分も経たぬうちに。

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Yellow Whiting!!! 30センチ超

釣れるやないの!!!

 

わんこと一緒に、我が家の釣りの様子を見ていた中華系のおばちゃんも、

「それ、マーケットで1キロ40ドルくらいする上モノよ!」

と大興奮。

 

さらに続いて、たろう。

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Yellow whiting、ちょっと小ぶり

もはや釣り竿は、桟橋に立てかけていただけなのですが、かかるかかる。

はなこも。

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Australian Herring, 通称Tommy ruff.

もはや入れ食いに近い状態で、短時間のうちに6匹(1匹ランディングに失敗して逃げられたのと、1匹は小さすぎてリリース)。さらに、

 

「これ、めっちゃやばいの釣ってるかも」

 

とパートナーが言い出したかと思うと、そこから20分以上の大格闘。

明らかに大物で、リールを巻いても巻いてもダメ。我が家、そんな大物に対応した装備ではないため、最後は仕掛けごと糸を切られて持っていかれてしまいました。

あれはおそらくRay fish(エイ)だったのではないかと思います。実際、たくさんエイ見ましたから。

 

そのあと、潮位の低下とともにピタリと止まりましたが、我が家史上、最高の釣り体験でした。

 

いいタイミング、魚に合ったエサで釣りをすれば、入れ食いになる。

 

これが今回の学びです。

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WhitingとTommy ruffを二匹ずつ。どちらも食用でよく知られた魚。エサは、イカと5センチくらいの白身魚を使いましたが、白身魚のほうが食いつきが良かった。

移動日であったため、釣った魚はリリースしようと思っていたのですが、実際、いいの釣れちゃうと欲が出て。結局、この4尾はシメて、血ぬきして、アデレードの宿まで持っていきました(笑)。※クーラーボックスと氷は必須です。

 

なにより、桟橋の上から、海の中がほぼまる見えの天然のグラスボート状態で。魚釣りをしないにしても、海の上からいろいろな生き物を観察できます。飽きません。大きなカニや、しましま模様の魚、びっくりするようなサイズのエイや、たくさんの小魚。楽しいですよ!

 

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大きなペリカン。島の港付近ではよく見ることができます。ビクトリアにもいるんだけどね。