こどもに英語を学ばせる理由。そしてそれより大事なこと。
我が家、「母国語第一」は夫婦共通の認識です。ですが、同時に英語もしっかり学んでほしいとも考えています。
理由は、
- せっかくの地の利を生かしたい
- オーストラリアらしい多様性を満喫するためには、子どもも英語ができたほうがいい(できないと、子ども同士のコミュニケーションに加わりづらいので)
- やればできる!という経験の一つとしてほしい
…という感じです。
とはいえ、以前より言っているとおり、子どもの教育に正解はない、というか、家庭や子どもの性格によって最適解って本当に違うので。実験的に、たろうとはなこの学習ルートは変えてみたりしているわけです。
駐在の滞在年数というのは、人によって変わりますけど、数年程度で、しかもうちの子の年齢を考えると、今身につく英語よりも大事なことは、「継続して学び続ける動機付け」と「仕組み、あるいは習慣づくり」なのかもなあ~って思う今日この頃です。
年齢にもよりますが、使わないと忘れますし。年齢に応じた言語ってあるんですよね。
例えば、小学校6年生まで海外にいたとして、そのあと帰国したら、よほど環境のととのったインターナショナルスクールにでも行かない限り、帰国後に「年齢に応じた言語」が自然と育まれることはないのでは、と思ったりします。
さらに、インターにいけば英語は身につくかもしれませんが、将来の進路をどこにするのか? という問題はかならず付いてきます。
子どもの年齢、進学を考慮したうえで、言語をどの程度まで何を習得させるか、は親側の覚悟とプランも同時に問われます。かけ離れた言語なので、なかなか日英バランスよく、というのは難しく、その点を親がしっかり認識しておくことは重要だと思っています。