美しき青き海 フランクストン

1月26日はオーストラリア・デーで祝日です。日本で言うところの建国記念日。

 

朝から、ABCニュースでは、キャンベラでの式典の様子を流しているし、あちこちで記念イベントも開かれています。ただ、厳かなものばかりかというとそうでもなく、お国柄・季節柄もあって、近所の海では遠泳大会が行われていた様子。スーパーでは、オーストラリアの国旗グッズが売られていたり、数少ない国民の祝日なうえに、真夏ということもあり、わりにハッピーな空気が漂います。ただ、先住民からすると侵略を意味する日でもあるので、オールハッピーかというとまた違う、というのがこの国らしい。

 

で、よく晴れたので、フランクストンへ行ってまいりました。

メルボルン市街から、車・電車で概ね1時間程度の、モーニントン半島手前のビーチタウン。

 

タスマニア、ブリズベン・ゴールドコースト、シドニーと旅してきましたが、概ね、オーストラリアの海はどこも透明度が高いです。日本と比べると。メルボルンのかの有名なセントキルダビーチにしたって、有名観光地であんなにシティから近いにもかかわらず、きれいなんですよね。それだけに、わずかに都市部から離れると、とてもきれいなビーチがあります。

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伝わるかしら、この透明度。

陸地は、ギラギラじわじわと暑い日で、scorchingという表現がぴったりだったのですが。ビーチに出ると、冷たい海(ビクトリアの海は冷たすぎることが多い😢)と、そこから吹く風が天然のクーラーになって、本当に気持ちがいい。

 

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ちょうど引き潮だったせいもありますが、遠浅のエリアが長く続いて、子連れも安心できます。

フランクストン・ピアという桟橋は、アメリカのサンタモニカを彷彿とさせる雰囲気もあり。駐車場、トイレやシャワーエリアもよく整備されており、とても過ごしやすい場所です。

 

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山の手には高級住宅が立ち並ぶ。丘を越えると、モーニントン。

オーストラリア・デーということもあり、上空を編隊を組んだ空軍の戦闘機が飛んで行ったり。穏やかな海で、Supをしている人もたくさん見かけました。

 

セントキルダなど、シティに近いビーチに比べると素朴ですが、設備・周辺のショップともに十分の充実ぶり。海の美しさ、メトロからのアクセスの良さを考えると、とてもおすすめのビーチです。