新学期開始

昨日、ビクトリアのパブリックスクールはターム1、新学期が始まりました。はなこはプレップへ新入学したのですが、はなこの通う学校では日本のような入学式は、なし(ないところが多いように思います)。

 

その代わり、制服姿でピカピカのサンハットをかぶるはなこを見て、「今日から学校なのね!素敵よ!」って道行く人が声をかけてくれたり、ハートウォーミングでよかったです。何かと迷惑かけっぱなしな、私たちのお隣の老夫婦にも、登校前にピンポンして朝の挨拶をしたら、超ゴージャスな欧米式の誉め言葉を大量に頂きました(笑)。

 

セレモニーはなくても、就学する日は、スペシャルデー。

 

はなこの通う学校で、日本人は同じ学年に彼女だけ。もちろん公用語は英語ですが、彼女の英語力はそこまで高くない(先生の言うことはざっくりわかっている様子)ので、まあまあ大変だと思います。ただ、日英バイリンガル園で、言葉が通じない中で、適度にテキトーにやり過ごすマインドセットが付いたようで、そこまで嫌がるということもない。といっても、あんまりテキトーにやり過ごされると、身につくものも身につかないんだけど(笑)。

 

一応、マスクを持たせ、送り出し。

 

そしたら、帰りは、マスクは外して(昨日は34℃だったので無理もない)、なぜかテディベアのぬいぐるみを抱えている。聞くと、「もらったの!」。確かにクラスメイトもみんな同じベア持ってる。ご褒美でしょうか。バディベアって袋に書いていたけど、なんたるお子様ファーストな…。日本だと考えられません。ちなみに、もう1クラスはベア貰ってませんでした。先生の指導方針の違い?

 

M「きょうは何したの?」

は「レゴとー、ぬりえとー、ペインティングとー、外遊びとー、プレイグラウンド」

 

さすが、ゆるい。遊んでるだけ(笑)。ま、初日ですしね。いや、下手したら今月いっぱい遊んでてもおかしくないかも…。

 

ビクトリア州・NSW州では、Back to school planとして、週2回の自宅でのRAT(rapit antigen test)検査を推奨しています。検査キットは学校から無料配布されましたが、いまだ市中の薬局では入手困難が続いており。検査せず、キットをsaveしたいと考える保護者が多いとニュースで報じられていました。

7news.com.au

いやわかるけどさ。他人が検査してない中で、自分だけ馬鹿正直に検査して、もしpositive出たら隔離になるわけで、7日間(玉突き感染になったらもっと長くなるか)も家族全員で隔離する割には重症化率も低いし、もういいやん…って言いたくなるのはわかるけど。でもさ、病気じゃん。ノーマルの風邪ですら、他人にうつさないようにするのに、COVIDはノーマルの風邪より厄介度が高いし、好んでかかりたい人もいない病気なんだから、それでいいのか、って個人的には思う。

 

すくなくとも我が家は、誰かにうつすというリスクを減らすためのひと手段だと考えているし、「感染対策はするけど、日常生活の楽しみは犠牲にしない」と決めたからこその責任の一環だと思って、推奨検査はきちんとやろうと思っています(精度がそんなに高くないのが辛いんですけどね😢)。