いざ、駐在 ⑤その他

子どもの学校と病院にめどさえ立てば、住まいは学校から近いところで…と、比較的すんなり決まりました。私たちは、コロナのパンデミック前の転居だったので、内見(inspection)も何らの問題もなくできたんですが。パンデミック中に転居されてきた方は、オンライン内見とか、いっそ内見なしとか…大変だったと伺いました。

 

ビクトリア州、結構、寒い時期が長いんですね。なのに、断熱材をしっかり使ってないし、窓も二重窓(double-grazed)でもないし、戸建ては冬場は本当に冷え込みます。また、日本の家に比べたら、「見た目オシャレなのに、作り甘すぎだよ~(;´Д`)」っていうパターン、本当に多いです。雨漏りもよく聞くし。内見、大事です。

 

そう、雨漏り。

そして、直しても直しても直らない雨漏り。プランバーのお兄ちゃんたちは、自信満々に「これで完璧に直したから!」って言って毎回帰っていくんですが、それで完全に直っていることのほうが珍しい気がする(雨漏りに限らないけど)。

 

話が脱線しました。

我が家は、駐在者本人が先に渡航、後から子どもと私が渡航、というスタイルにしたので、時間的余裕は少しありました。

 

  • マンツーマン英会話gabaに通う(40分×45回コース)
  • 保険会社、銀行に海外渡航予定について連絡
  • 持ち家のメンテナンス会社の選定
  • 渡航前に歯、健康診断などセルフメンテナンス
  • (管理の手間を考え)銀行口座の集約化
  • 固定資産税の税金引き落とし口座の申請
  • 本帰国時の保育園・小学校・学童の入学手続きについて市役所に相談

 

こんなことをした記憶があります。忙しかったです。

 

持ち家の方、「渡航中に家を貸すか、貸さないか」が悩ましいポイントになると思います。定期借家契約で貸すのも手ではあったのですが、

 

  • ワンオペで働きながら家事育児+家を空にすることは、私のキャパ的に無理だった
  • 1年に2回ぐらいは一時帰国するつもりだった

 

こともあり、我が家は貸さず、メンテナンス会社に月1回、入室していただいています。

 

さて、当初の目論見はコロナであえなく崩壊。パンデミックで一時帰国のめどがほぼ丸2年たたず、下手したら帰国するのは任期が切れるとき、みたいな状態。これなら貸しとけばよかった…とは思うことはあります…。せめて、同じ県内に住む信頼できる親族とかに、安く貸すとかでもよかったかなみたいな…。まあでも、本帰国時にスムーズに家に入れることが、我が家にとっては重要なことなので、しょうがないかなとも思います。