Go to Sydney! ロードトリップ3日目(Nowra-Sydney)

さて、ロードトリップ3日目で、シドニーが射程範囲に入ってきました!

といっても、連日6000人もの新規感染者を出すシドニー。あまり早くつきすぎても、正直言って都市部で何かしたいという気分でもなく(子連れなので猶更)。手前の、Royal National Parkで自然を楽しんで、それからシドニーへ行こう、と決定。

 

Nowra~Royal National Park 

丘陵地帯を走っていきますが、天気がいまひとつだったせいか、途中濃霧が発生!日本でもなかなか経験していない深い霧で、なおかつ高速道路(制限速度80キロ程度まで落ちていましたが)で、ヒーヒーいいながら運転。

 

ハザードランプをつけよ、というロードサインが出ていたので、おとなしくそれに従いました。

Royal National Park

シドニーからもフェリーでアクセス可能というこちらの国立公園。都市近郊だけれども、とても広大で、山ありビーチあり、トレッキングコースも多数あり、楽しみの幅が広い場所。

 

公園内のパーキングには、パーキングチケット($12/day)が必要で、購入のため、Audleyにあるビジターセンターへ。駐車場にチケットマシーンがあり、素晴らしい!と思ったのもつかの間、壊れてました、oh dear...。結局ビジターセンター内の受付で購入。

こちらのビジターセンター、2本の川が合流する地点にあり、広大な芝生エリアとともに穏やかな川面を楽しめる風光明媚なエリア。カフェAudley Dance Hall Cafeも素敵で、センスのいいお土産物屋さんも併設されており、かなりおすすめです。

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カフェでオーダーしたグラノーラ。野外席で、人も少なく快適。

蒸し蒸しと暑い日だったので、我が家はAudley Boatshedで手漕ぎボートをハイヤー。1時間$45くらいでした。

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Boatshedでボートを借りる。手漕ぎ、足漕ぎ(パドルボート)、カヤックなどあります。

落ち着いた川面を、のんびり手漕ぎ。白いオウムのコカトゥや、様々な野鳥も眺められます。ちなみに、着水した瞬間に浸水しはじめたこのボート。うーん、オージー品質。(浸水速度からして沈むことはないと判断し、漕ぎ切りました)

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ひたすらのんびり

時間のある方、アクティブに楽しみたい方は、トレッキングをするにはかなりよいエリアだと思います!

12 Best Walks in Royal National Park | Sydney Uncovered

シドニーへ

ランチをビジターセンター内のカフェで食べた後、一路、シドニーへ。

 

近づくほどに気づく、車の多さと、監視カメラの多さ!!!

「クリスマス~年末年始はDouble demerits(減点二倍)」という恐怖のロードサインに夫婦ともども震えあがりながら、おそるおそるドライブしておりました。オーストラリア、日本よりもはるかに摘発水準が厳しく、そして監視カメラの台数も多いため、制限速度を数キロ超えただけでアッサリ、違反レターが家に届きます。

 

メルボルンCBDを運転しなれている私たちでも、「シドニーは難しい!!!」と悲鳴を上げるくらいの交通事情。※後日痛感、高速道路はもっと難しかった。

 

ただ、道の両脇に繰り広げられる建物や景色の素晴らしさは、なかなかのものです。市街は道幅も狭く、古い建物と新しい建物が雑多に入り混じり、メルボルンとは異なる趣。よそ見したいけど、よそ見ができない~💦

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ここはかなり古いアパートメントが多いエリアでした。

オペラハウスを見に行く

さて、ホテルに到着してひと段落後、オペラハウスへ散歩へ行きました。Potts Pointにホテルを取ったため、片道歩いて30分のまあまあな散歩。ロイヤルボタニックガーデンを通過してオペラハウスへ。さらっと書いてますが、ロイヤルボタニックガーデン、見ごたえがあります。オーストラリアらしい植物から、日本・台湾、その他の国の植物もあり。見たこともないような大きさの松ぼっくりや、色とりどりの花々。垣間見える海の景色も素敵。

 

海と丘の街、と表現するにぴったりなシドニー。住宅街の急な階段を上り下りして、ぼタニックガーデンを通り抜けると、ついにオペラハウスに到着!

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まあまあ急坂。歩く限りは太らない街かも。

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オペラハウス

ファインディング・ニモで見て以来、オペラハウスにあこがれを募らせていた子どもたちは大興奮!ちなみに、ニモが最終的に捕まっていた歯医者さんの住所は、実在しないんだそう。シドニー、ワラビー通り42,P.シャーマン。。。

 

こういう、観光名所の有名建造物って、近くで見ると案外小っちゃかったりするんですけど、オペラハウスは大きかった。そして、壮麗。シドニーハーバーの景色とのコンビネーションが素晴らしい。

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ハーバーブリッジ。上に登れるそうです。

こちらはハーバーブリッジ。奥にはルナパークも見えます。フェリーがひっきりなしに航行し、雰囲気抜群。ハーバーブリッジ、有料ツアーでてっぺん近くに登れるそうです。勇気のある方、ぜひ…。

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フェリーの発着する、サーキュラーキー方面

クリスマス前ということもあってか&国外旅行・国内旅行にも規制多数ということもあってか、案外と観光客の数は少な目。サーキュラーキー付近は、さすが雰囲気のいい飲食店もたくさんありました。天気のいい昼間に、オペラハウスやシドニーハーバーを眺めながら🍺も素敵だし、夜景を見ながらしっぽり🍷も素敵。大人にはたまりません。もちろん、基本はキッズフレンドリーなオーストラリア、お子様連れでも十分楽しめます。コロナさえ炸裂していなければ…

屋外席が充実しているOpera Barが個人的にはかなりツボなロケーション。写真、手前側で海に面したエリアがこのバーになります。結局、この旅の途上で行くことはできず、無念…。

 

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州立図書館。カッコいい!

古い建物も、本当に見事で。高層ビルとこういった古い建造物の組み合わせは見ごたえたっぷり。とにかくCBDの古い建造物の多さ、迫力は凄い。メルボルンも似たようなところはあるのですが、アップダウンのある地形と、海の近さがシドニー特有の雰囲気を醸しています。

 

リージョナル・ニューサウスウェールズ州を旅してきて、総じて、コロナへの意識の薄さを感じました。こちらの州で出ていた新規感染者数の8割近くが、メトロポリタンシドニーだったし、いままでの州の政策を考えたら、そうなるのも致し方なしですが。。スーパーマーケットでは、がっちがちに二重マスク&手指消毒していた私。ビクトリアに比べると、平均気温が高いから、マスクしたくない気持ちはよーーーくわかる。そして、この、SunnyでHappyな空気。。。緩む要素しかないよね…。

 

とはいえ、総じて人口密度が低いエリアは、ソーシャルディスタンスも取りやすく安心感があります。サーキュラーキーというシドニーの一大観光名所も、時期が時期ゆえか、思ったより閑散としていて(飲食店は混雑)、海からの風も適度にあり、ここを歩くだけで移るようなウイルスなら、対策なんかやりようない、と思ったぐらいでした。

 

いずれにしても、病気の心配しながら行くのは本末転倒なはずで。早く収まりますように、このエンデミック。