そうだ、キャンプ行こう 【The Gums Camping ground】
パートナーと、たろうのCOVID騒動が落ち着いた直後、
もう我慢できー---ん!
とばかりに、キャンプに行ってきました(笑)。
4月中旬、秋の始まり。昼間は汗ばむときもあるものの、朝夕はぐっと冷え込み始める季節です。
場所を選ぶ
今回、パートナーが仕事が忙しすぎて、「夜に泊まりにしかいけない」とのことだったので、私たちの家からあまり遠くない場所を選びました。片道1時間半弱。
ヤラバレー近辺を走り、主要道路から脇にそれて15分程度という場所で、とてもアクセスが良い。そして、自然たっぷりながら、民家がほど近いので、キャンプ場でありながら、ばりばり通じます!!(Telstra)
主要道路から外れて入る道は、ヨーロッパ調の農場やオーチャードが広がり、牧歌的で、色づき始めた木々も美しく、絶品です。
- キャンプ場は要予約。
- 非水洗トイレ・BBQファシリティあり。
- 飲用可の水の供給ナシ。
- 各サイトに、ファイアピットあり。
- キャラバン・バン向けのサイトと、テントオンリーのサイトがありますが、後者は狭いので、車がある方は前者がオススメ。
テントを張る
2時半くらいに現地に到着。秋の始まりなので、すでに日差しがとろりと優しい時間帯になってきています。パートナーがいないので、Mellyと子どもでテント設営。
携帯の電波バリバリとは思えないほど、自然豊か。私たちのテントサイトのすぐ近くに小川があり、倒木がいい具合に橋のようになっています。この川、魚とかがいる雰囲気はなかったですね…。釣りは無理かな。
しかし、真夏にキャンプした時と違って、森が静かです。たまに遠くでクックバラ(ワライカワセミ)や、マグパイの声が聞こえるぐらい。イースター直前で、確かにかなり気温が夏とは違うのですが、鳥の声がぐっと少ない。虫の数もそう多くなかったのですけど、ゲジゲジ?みたいな虫がやたら多かったかも。
夕方~夜は冷え込みました。焚き火しながら、子どもはダウンジャケット、長袖・長ズボンに手袋の重装備へ。ガスバーナーで豚汁を子どもと作り、焚き火台で焼きおにぎりを作りましたが、寒い季節のキャンプは、汁物とか煮込みがいいですね💦 (残った汁を綺麗に処理するのは大変ですけど)
寝床を作る
夜は一体どのくらい冷え込むのか? と恐怖心いっぱいだった我が家。史上最高に布団を持ち込みました(笑)。↓こんな感じでミルフィーユを作っています。
- エアマットレス
- 毛布
- 寝袋(5℃くらいまで対応。安物)+インナーシュラフ
- 毛布
- かけ布団
これで、寒い思いをせずに寝ることができました! 冷えは足元からくるので、靴下の上からレッグウォーマーも履いていました。晩秋・冬のキャンプは、シュラフ自体の性能を上げないとどうにもなんないかな、って気がします。
今回、インナーシュラフをニューアイテムとして投入しましたが、これが地味に結構効いた。かさばらないし、おすすめです。
はなこ、迷子になりかける
さて。今回、夜間以外はおとな1人+こども2人でした。基本的に、ずっとこどもと一緒なわけですが、どうしても目が離れてしまう隙が…。
ハッと気づいたときに、はなこの姿が無い。まさか、と思って、大声で呼ぶと、遠くから泣き声が聞こえてきました。どうやら、私の声を聞いて泣き出したようです。
はなこは、全く違うテントサイトに紛れ込んでいたようで、そこでキャンプしていた親切な若いオージーカップルが、はなこを連れてきてくれました。オージーカップルに感謝しきり、そして大反省。
オーストラリアでも、キャンプ中に幼児が迷子になってニュースになることがあります。日本でも、大事件がありましたよね…。いくら天敵がいないオーストラリアとはいえ、遭難したり、あまつさえ、良くない人に遭遇してしまったら、一巻の終わり。
安全の話をさらにすると、ハイシーズンとはいえ、母子だけでキャンプするのは、どうなのか?と思って、パートナーに無理を言って夜だけ泊まりに来てもらいました。
結論を言うと、「ハイシーズンであれば、母子だけでもおそらく大丈夫だろう」とは思います。ただ、推奨もできない。
これが、キャンパー・バンなり、完全に施錠できる空間があるなら、まず問題ない、と思います(迷子にさえ気を付けたら)。
実際、ハイシーズンだと女性だけキャンプ、父子キャンプなんかはよく見かけます。ただ、女性ソロ、母子キャンプは相当少ないかも。
オーストラリア、本当に安全な国ですが、テント泊だと、無防備に近い状態になっちゃうので、保安対策は気にしないとなあと改めて思いました。後悔しないために。
まあ、男手があったところで、悪い奴はどこまでも悪いですからね。実際、老夫婦がキャンプ中に暴漢に遭ったニュースも聞いたことがあります。
子どもに、キャンプのいい思い出を残すためにも、しっかりリスク対策していかないとな、と改めて痛感したキャンプでもありました。少なくとも、おとなは多いほうがいいですね。。。