たろう、コロナにかかる

もう、こんだけ日常生活してたら、しょうがないかな~…って感じなのですが、ついに、たろう、COVID陽性。

 

ビクトリア州の就学児(いまは、キンディやチャイルドケアに行く子も)は、週2回、抗原検査キット(Rapid antigen test:RAT)での自主検査を推奨されています。※検査キットは無償配布。

ただ、たろうは3月中旬からずっと秋休みだったため、旅行から帰ってきて数日したときや、明らかに体調が悪そうなときにのみ、検査をしておりました。

発症

そんな中、ある日の夕方に突然、おとなしくなり、毛布にくるまるたろう。

「寒い…」

これは、熱が出るかな~、と思って体温を測ったら7℃超。彼の様子からして、おそらくそれなりに発熱するだろうな、と思いながら、念のためRATをしたところ、陰性。

 

結局、その夜、40℃近くまで熱は上がり。しかも夜中に、

「怖い!」

と言って大騒ぎしたうえ、オイオイ泣きわめくという、今までみたことがない状態に。

 

といってできることもないので、パナドール(オーストラリアのカロナール)を飲ませて終わり。

 

※州政府に感染報告をしたときに、「子どもにパニック様の症状がありましたか」という質問項目があったので、珍しい話ではないようです。

検査確定

翌朝、熱はひと段落しておりましたが、食欲は無いたろう。念のため、再度検査を、ということでRATで自主検査を行いました。

 

3本、RAT検査して、すべて疑陽性。また、現状のルールでは、「Close contactであると言われていない(=感染ルート不明もしくは、感染リスクが低い)」かつ「無症状」の場合のみ、確定PCR検査を受けられます。たろうの場合は症状があるため、非該当。

 

RATの検査精度も頭にありましたが、確定PCRを受けられないのであれば、他人にうつすリスクが低くなるほうに動くしかない…。週末にお友だち家族とキャンプに行く予定もあったので、ここは、症状と合わせて陽性と考えたほうがよいだろう、という判断に至りました。

隔離開始

現在のルールだと、

「Household concact(同一世帯接触)の場合、7日間の自己隔離」

はなこの学校、駐在本人の勤め先に連絡し、病院・習い事などにしばらく休む旨を連絡。また、発症前の潜伏期間に、たろうおよび我が家と接触のあった友人たちに注意喚起の連絡をしました。

 

また、RATで陽性になった旨を、州に報告する義務があります。オンラインで必要なフォームに入力するだけ。その後、数時間してからメール(定型)がSMSで送られてきました。

  • 物資の買い出しなどでサポートを頼める人・サービスがいない・ない場合は、州政府から、staple diet(基本的な食料品)の無償提供があること
  • 隔離が明けるまで、毎日、健康観察をオンラインで報告し、必要あれば電話によるサポートをうけられること

こんな感じの内容です。

助け合い

さて、メルボルンのメトロポリタンエリアに住んでいるので、各種オンラインサービスには、さほど苦慮しません。いわゆるネットスーパーは1日以内に利用できます(エクストラ料金を払えば90分以内にデリバリーも)し、Uber eatsはじめデリバリーも充実。

 

ただ、Amazonなどいわゆる通販サイトは日本より時間がかかるので、「飲み食い」以外は、日本よりは不便です。

 

そんなちょっと不便な社会だからこそ、お友だち同士の助け合いがとても救いになります。ネットスーパーのデリバリーが届くまでの間は、お友だちに買い物に行ってもらい、おもちゃなど子供向けのグッズも、同じくお友だちに代理購入を依頼しました。

 

隔離生活は大変ですが、持ちつ持たれつでお互いを思いやる気持ちを感じられると、ほっとします。。。

 

たろう以外の家族3人は、いまのところネガティブ(陰性)。さて、どうなるか。