誕生日会は盛大に! はなこ・準備編

オーストラリアのお誕生日会は、総じて盛大です。

お友だちをたくさん呼んで、家で、公園で、ときにはVenueを借りて盛大に。パフォーマーがきたり、遊具が満載されたバスがきたり、リムジンがきたり、日本では見たことないようなお誕生日会が、休日になるとあちこちで開催されていて、いつも「すっごいな~」と思っていました。

 

こちらのお誕生日会は、基本的にホストが全ての費用を持ち出します。人によっては、数千ドルかけることもあるというお誕生日会。その代わり、ゲストはプレゼントをもって誕生日会にやってきます。

 

つまり。子どもは、日本人的には信じられないぐらい大量のプレゼントをもらうのです。

 

今年は、我が家もオージー流にのっとって、めっちゃ盛大にやることにしました。親がやりたいこと全部やった、というのに近いですが(笑)。ようやくロックダウンも終わったしね😢。というわけで、はなこ・準備編。

 

 

招待者を決める

日本人コミュニティにいると、Aさんを呼んで、Bさんを呼ばないのはマズイ…みたいなことが無きにしも非ず。我が家は開き直っているほうで、「子どもが指名した人を呼ぶ」と決めています。もちろん、後から、呼ばれなかった子が、「なんで呼んでくれなかったんだよう!」って怒ることもあるのですが(;´Д`)、それでトラブったことはないです、いまのところ…。

 

はなこに聞いたところ、我が家入れて子ども7人、大人9人となりました。

そう、子どもだけでやる、って基本的にないんです。保護者も来ます。

一定年齢以下の自分の子どもは、保護者が監護するのが基本なので(つまり子どもだけでほっておけない)、子ども同士が仲が良ければ、自然と保護者同士のつながりも濃くなります。

 

COVIDがまだまだ流行るメルボルン。ドタキャンはお互い様、と言いますか、不運な場合はホストが自己隔離になる可能性だってあるわけで、ヒヤヒヤしながらプランニング。

 

会場を決める

まあまあの人数になりましたので、今回は公園にすることにしました。

 

オーストラリアの公園、たいていどこにでも無料のBBQ台があります。屋根のあるエリア(テーブル&ベンチ付き)は、予約が必要ですが、この予約フィーが意外と高い。

 

今回は、予約せず、当日早朝に公園で席とりすることにしました。軽食メニューは、バーベキューシズルとスーパーのサラダミックス、フルーツ盛り合わせに。

 

バーベキューシズル

バーベキューシズルは、ソーセージを焼いて、薄い食パンでくるんだ、オーストラリア版ホットドッグのようなもの。マスタードやケチャップをかけて食べます。炒めた玉ねぎが入ることも。食パンが薄いので、さくさく食べられて、それでいて絶妙に旨い。今はコロナの影響であまり見られませんが、バーベキューシズルでファンダライジングすることもあるようです。

 

DIY専門店のバニングスでは、週末にバーベキューシズルのテントが出ていたりします。

ケーキを決める

どんなケーキがいいか、はなこに聞いたところ

「ユニコーンのケーキがいい」

ぐううううう、難易度高い!

 

といいますのも、オーストラリア、日本人からするとギョッとするような華やかな色合い&ものすごい立体美のケーキは、あちこちで売っているんですね。オーダーメイドのケーキ屋さんもたくさんあります。ただ、その美しい色合いと、立体感のために、バタークリームをしこたま使って、なおかつスポンジは日本のものよりしっかりどっしりの、パウンドケーキっぽいものが多い。

 

我が家、このバタークリーム×どっしり生地がどうにも苦手。っていうか、たぶん多くの日本人はそんなに得意じゃないと思う…甘いし、脂分多いし。

バタークリームを使わないか、極力少なくして、なおかつ、ユニコーンというカラフルなデザインのものを作ってるところなんかあるのか??

 

アイスクリームケーキなら、凍っているので、この課題はあっさりクリアできます。でも、そろそろ秋の足音がしてくるメルボルン。去年、はなこの誕生日会でアイスクリームケーキにしたら、案外寒くてつらかったんですよね、食べるの。

 

で、見つけたのはこちらのオーダーケーキ屋。

https://madaboutcakes.com.au/

最初、ユニコーンケーキの見積もりquoteを取ったのですが、バタークリームで$190、ガナッシュ(生クリーム)で$260!! さ、さすがにぃぃ…高いです…。

 

というわけで、オーナーのMadieと相談し、カップケーキにすることにしました。人数分のユニコーンカップケーキ、$120。それでも日本のケーキ屋からしたら高いんですけど、一定以上の品質のものを、きっちり受け取ろうと思ったら、この国ではちゃんとそれなりの金額を払わないと手に入りません。というわけでこちらでdeal。

 

イベンターを決める

先月お誕生日会をやったたろうのときは、サプライズでクラシック消防車をハイヤーしました。今回は、参加者のキャラクターも考慮して、もう少し穏やかなものにしようと、フェイスペインティング&バルーンアートのパフォーマーを呼ぶことに。

 

この手のお誕生日会イベンターは、本当にたくさんあります。お誕生日会向けにオモチャをレンタルしてくれるところもありますし、「この道30年のおじさんが、場をもりあげます!」みたいなサービスもある(笑)。移動動物園、爬虫類レンタル、もう何でもあります。

 

オーストラリアで何かサービスを選ぶときは、私たちはgoogleのレビューをかなり参考にしています。オージーもかなりこのレビューを重視しているらしいですが。レビュー数が多く、なおかつ評価が高いところは、まず外れない。今回、このレビューレートが高いイベンターに依頼しました。

Kids Party Planners in Melbourne, Adelaide & Sydney - All Fun Parties

90分、1人のパフォーマーで、$250。これを高いとみるか? 安いとみるか。

 

当日編へ つづく。