Easy peasy make friends! 友だちの作り方

週末に、Cathedral Range内のCooks mill camping groundに1泊2日でキャンプに行ってきました。そこであった、とあるブラジル人ファミリーとの出会いのお話。と、言語習得についてのお話。

 

Cooks mill camping ground

www.parks.vic.gov.au

ヤラバレーを超え、ヒールスビルから40分程度の場所にある州立のキャンプ場です。メルボルンからは約2時間、近からず遠からず。途中、未舗装路を4キロ程度走りますが、4WDである必要はありません。

 

  • ポットン式トイレ(非水洗)
  • 非飲用水供給あり
  • ファイヤーピット複数あり
  • 小川あり
  • トレッキングコース多数

 

自然に溢れた、とても良いキャンプ場です。ポットン式トイレも、よく手入れされていて、においとハエだけはどうしようもないですが、それでも十分問題ないレベル!

今回は、$16/nightで泊まりました。予約必須。

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区画のないキャンプグラウンド。カンガルーのうんちがいっぱいあるのはご愛敬。

釣りをしてみる

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私たちには冷たすぎたけど、泳いでいる人もいました。

キャンプサイトのすぐ横に小川があるのですが、この川、魚が釣れるらしい。早朝にパートナーが釣りに行くと、先客のオージー兄ちゃんがすでに一匹、川魚を釣り上げていたそう。釣れず、苦戦する夫に、練り餌と仕掛けの作り方まで教えてくれたオージー兄ちゃん。尚、パートナーは結局、坊主😢

 

川岸からは、ザリガニも見えました! パートナーは、野生のカモノハシも見た、といって興奮してました。それは超ラッキー!

 

チーム結成

さて、火を起こして、晩ご飯の準備をしていたら。数メートル先の家族が、別のピットで焼きマシュマロを始めました。うらやむたろうとはなこ。

「マシュマロもらっておいでよ。ちょっと分けてって言ったら多分くれるから」

と彼らを焚きつけると、そちらにいって、しっかりマシュマロもらって帰ってきました。そこから、そちらのご家族と交流開始。彼らは、親はブラジル出身の駐在員、子ども2人は豪州生まれとのこと。

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もらったマシュマロで焼きマシュマロ

たろうとはなこ、ブラジリアンキッズ2人、合わせて4人のチームができました。年齢が近いこともあり、親が驚くほどアッという間に仲良くなり、4人でワチャワチャ遊んでいる。カンガルー探しに行ったり、ブラジリアンキッズのキャンピングカーを見せてもらったり、うちのテントに入ったり、走り回り、笑い合い…。ほんと、こういうのは、見ていてほのぼのしますね。

 

そして、聞いてて気づきましたが、はなこの英語。著しくジャパニーズアクセントかつ、デタラメ(笑)。ただ、全く臆せず、デタラメ英語で話しまくって、いつの間にか、遊びのムーブメントができている。そりゃー、現地校で平気でやっていけるはずです。

 

しまいには4人でUNOをやろうとしていました…が。

たろう「なんかUNOのルールが、うちと違うんだよ」

といって、一生懸命我が家のルールを英語で説明しようとするたろう。ブラジリアンキッズ姉が、その説明に加わります。その過程で、彼女の話す単語を、たろうが上手に活用していく様子が分かり、興味深かった。さすが子どもは、遊びを通してこうやって言葉を学ぶんだなあ…と。ただ、前提として、ある程度の単語なり、文のストックが頭の中にないと、「相手の発した言葉をすぐさまコピーして使う」のは、難易度が高いとは思う。

たろう、学校で英語を勉強していることの成果が出ているのだと思います。

別れのとき

そして別れの時。ですが!

このチーム、とにかく別れを惜しむので、ブラジル母と連絡先を交換。あちらも、さすがラテンのご出身だけあって、とってもフレンドリーで、「かならずまたどこかで遊ぼう!」と約束して別れました。次のプレイデートに向け、やり取り中。

友だちの作り方

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Fabulous!

たろう「友達を作るなんて簡単だよ! 一緒に遊べばいいんだよ!」

 

この言葉を聞いたときに、

休職してでもなんでも、とにかく豪州に来てよかった

と心から思いました。

 

勿論、日本でも同じような経験はできたと思う。ただ、豪州に居るからこそのオプション。言葉、文化、人種、国の壁を超えて、誰かと楽しい時間を一緒に過ごすことができるんだ、っていう自信と確信。これが、少しでも得られたなら、親としては、これ以上言うことない。

 

特にたろうのひとことは至言だと思います。我が子ながらに。

 

子の成長を知り、我が成長のなさを嘆く

素晴らしい出会いあり、また、その他の人とも、コミュニケーションの多いキャンプだったのですが。

先述のオージー釣り兄ちゃん、パートナーに指導したあと、さらに釣りをしていたようで、わざわざ報告に来てくれました。

「あのあと、2匹釣れて、最初のいれて合計3匹釣れたんだけどさ。後の2匹は小さすぎたからリリースしちゃったよ」

というのを、なかなかのオージーアクセントとスピードでパートナーに話しかけました。パートナー、細かいことは殆ど聞き取れなかったようですが、たろうが兄ちゃんの内容を的確に訳しているのを聞いて、驚きました。たろう、スピーキング能力は大したことないのですが(使う機会が少ないので)、聞くほうはシャンとしている。

 

たろうは日本人学校ですので、普段の英語学習は学校のカリキュラムと、プラスアルファで家庭学習を少し。後は、公園や、習い事で使う程度です。でも、「聞く」割合がずっと高いかな、話すのはそこまで得意ではないから。

 

日本人学校だけで、駐在子女を英語ペラペラにするのは、やはり相当難しいものがありますし、我が家もそこは期待していません。学校で、英語に触れ、使う機会を作ってやることで、地力はかなり違ってくると思います。

ただ、そもそも「英語の人、ヤダ」ってコミュニケーションを拒否することも全く珍しくない。言語が違う人とわざわざ何かするのは億劫だ、っていうハードルをどうやって超えるか? 学びの場をどこにするにしても、そこが一番のポイントかなあと改めて感じました。

 

その点に関して、Mellyがやってきたことはまた改めて書きたいと思います。