全豪オープンテニス、開幕!
トンガの海底火山噴火よりも、ジョコビッチのビザ・キャンセルのニュースがヘッドラインに来ていたメルボルンです。NZの哨戒機が飛んで、ようやく航空写真が見られるように。小さな島国なので、水の確保が喫緊の課題ではと思いますが、火山灰のせいで空路が使えないので、心配です…。
さて、結局、「ジョコのワクチンに対する態度が、オーストラリア社会における反ワクチン活動を刺激する」という理由での移民省の権限を使ってのキャンセルだと理解しています。国もジョコもイマイチな面はなんぼもあったけど、ハッキリと理由をパブリックに向けて言うだけ偉いとは思う。
というわけで全豪、一昨日、開幕しました。初日は、ビッグネームが対戦するわりにチケットが安めでおすすめです。
チケット購入
公式はチケットマスターから。今年は、直前に、「収容数の50%までのみチケット販売&観戦中はマスク着用」と州政府よりオーダーが入りましたが、それを抜きにしても、かなり買いやすい。つまり、チケットが余り気味に見えます。本日付のABCが報じていましたが、街全体がロックダウン時なみの人出のなさ、なんだそうです。どおりでホリデーにもかかわらず、公園でもあんまり人をみかけないはずだ。カフェもなんとなく空いてるし。
座席チケットだけでなく、有名シェフのダイニングが楽しめるセット券や、テニスに関係する様々なエクスペリエンスとのセット券、オンコートシートなど、お金さえあればなんでも選べます(笑)。が、普通の観客は、座席チケットだけで十分すぎるほど楽しめると思います。さらに、お安くということであれば、グラウンドパスは、ジョン・ケインアリーナ他の観戦券も兼ねています。会場内は、AOショップや売店方式のレストランがあり、グラウンドパスでも十分に雰囲気を楽しめるとは思います。AOは、オフィシャル・グッズがとにかくかわいい! 今年はラルフ・ローレンとコラボしたグッズ、ウエアがまた素敵で…高いけど…。
当日
Melbourne Summer Setと入場方法は同じ。チェックインアプリでQRコードチェックイン&ワクチン証明提示、ボディ&持ち物チェック、チケットチェック。Summer Set時よりは、やはり賑わいがあります。
今年の会場マップ。
2022 Australian Open | Barron's
ロッドレイバー前、Show Court3がめっちゃ大盛り上がりしていて、もはやサッカーの試合か? というぐらいの大歓声。この頃から、若干嫌な予感がしていました。
で、席につきましたが、思ったより混んでいて焦る…しかも隣の御若いお兄ちゃんたちはノーマスクでおしゃべりしている( ;∀;)。マジで勘弁してほしかったので、途中で席を移動しました…。ほぼ自動的にソーシャルディスタンスが確保できるようなシーティングになっていたSummer setとはそこが違いました。
観戦カード
1月17日 夜ゲーム・ロッドレイバー(7時スタート)
女子シングル A. Barty vs E. Tsurenko
男子シングル A. Zverev vs D. Altmaier
※デイタイムは、大坂なおみ、ナダルのカードも!
サービスエース、リターンともにバーティの強さが圧倒的な第一ゲーム。地元選手だけあって、人気もすさまじく、バーティ戦が終わると、かなり人が減りました(笑)。
第二ゲームは、目を見張るような力強くもトリッキーなラリーがあり、拮抗した試合ながら、ズベレフが勝利。それはいいとして、途中からビールを飲みすぎたであろう酔っぱらいメンズグループが大声で、形勢不利のアルトマイヤーを大声で応援しまくり…。盛り上がるのはいいけれど、完全にマナー違反です。飛沫も飛ぶだろうし、危ないと思ったら席を移動したほうがいいです(;´Д`)。。。
メルボルンの夏の一大イベントということもあり、会場はお祭りムード。感染対策はしっかりと、がオススメでございます。また、メルボルンの夜は結構寒いことが多いのと、天候が悪くアリーナの屋根が閉まると、クーラーがガンガン効くので、防寒対策も大事!