テニスの夏 Melbourne Summer Set

メルボルン、夏の一大イベント、全豪オープン。今年は、その前哨戦として、Melbourne Summer Setが、全豪と同じ会場で開催されました。Wikiによると(笑)、COVIDの影響でキャンセルされた、本来あったはずのいくつかの前哨戦(ブリズベン・インターナショナル他)の穴埋めの意味合いでセッティングされたようです。大坂なおみ選手、ラファエル・ナダル選手などビッグネームの参加もあり、そして何より、チケットが格安!にもかかわらず、フレンドリーな全豪オープンの雰囲気はそのままに楽しめるというとてもよい大会でした。

 

パンデミックの前は、全豪初日の前日にキッズ・デーがあったんですよね。子ども向けのプレイグラウンドや、キャラクター・ショーなんかもあったりして、本当に良かったんですけど。パンデミックが遠ざかるまでは、再開は難しそうです。

 

 

チケット入手

全豪オープンと同じTicket Masterが公式エージェントとなります。なんと、大人$19、2-12歳の子どもはタダ!我が家は、全豪オープンのリピーターであったためか、さらに優待で割引が効いて、大人$9という超特価。

www.ticketmaster.com.au

COVIDの流行のせいか、それともホリデーでみんないないせいか、チケットは当日でも軽々入手できました。そして、チケット販売もCOVID safeを意識してか、かなり席を間引いて販売している様子で、割と安心して観戦できました。

 

アクセス

トラム・メトロともに、Flinders Street Stationから徒歩10分程度、あるいは、トラム70aで会場前まで乗り付けることができます。

Getting Here | AO

車だと、会場近くのWilson Parking (11 Exhibition street)がオススメ。夜6時以降のナイトパーキング利用だと、かなりお得に利用できます。私が使ったときは$8のフラットレートでした! オンライン予約で安くなることがありますので、事前予約が吉。

f:id:happymelly:20220110181751j:plain

Batman avenue bridgeを渡ります。人がいない(笑)。

会場前で、Service Victoriaアプリでチェックイン&ワクチン証明を確認してもらい、手荷物検査&金属探知機検査を経て、チケットチェックインでした。スタッフ、とってもフレンドリーでホスピタリティにあふれているんですよね。何か困っていない?としょっちゅう聞かれました。

 

ロッドレイバーに入る

f:id:happymelly:20220110182031j:plain

人がいるにはいるけど、かなーーーーーりソーシャルディスタンス

とにかく、疎。人がいない(笑)。

f:id:happymelly:20220110182127j:plain

ロッドレイバーアリーナ内。この位置で$9って、アンビリーバボーな値段。

チケット枚数をかなり限っていそうだったのと、ソーシャルディスタンスが確保できるようなチケットの売り方しかしていないようで、座席はかなりスカスカ。普段の全豪だと、いいカードって、ほぼソールドアウトに近くなるんですけど。他の観客と前後の位置関係が気になって、本来のチケットの席から微妙にずらして座ったりしましたけど、それでも後から誰も来ず。インプレー中はkeep quietがマナーのテニス、観戦はかなり安心してできました。

 

結局、この値段なこともあり、私は3日連続、ロッドレイバーに通い詰めました(笑)。

 Day3 男子シングルス 

 Day4 大坂なおみ vs M.Zanevska

    Day5 G.ディミトロフ vs B. Van De Zandschulp, 大坂なおみ vs A.ペトコビッチ

Day3と5は家族で行きましたが、知らない選手だと子どもの飽きが早すぎて😢。Day3は1時間ほど観戦して帰宅。

 

Day4、ひとりで気合を入れて行ったら、大坂選手の圧倒的横綱相撲試合により、試合が1時間せず終わるという結末。試合後のファンサービスの様子を見て、Mellyのミーハー心に火が付きました。「これは…サインをぜひ頂きたい!!」。

 

大坂選手のサインが欲しい

Day5、またも家族で観戦。大坂選手の前の、ディミトロフ戦がものすごく白熱したいい試合になってしまい。1セット目はタイブレークまでもつれ込み、2・3セット目もゲームごとにデュースからの、アドバンテージが行ったり来たり…結局2時間半超! この時点で夜10時前。ドーナツ、チョコレート、キャンディ、さらにはホットチョコレートで甘いものを心行くまで堪能した子どもたちも、いい加減疲れて、「かえりたーーーーい」と言い出しておりました。

 

そんな時に登場する大坂選手。子どもの目が一気に変わります。白いスタジアムジャンパーに、白いラケットバッグ、シルバーの大きなヘッドセット。目を引くオシャレなスタイリングに、圧倒的な存在感。次々決まる、サービスエース。結局、最後まで子どもたち頑張りました。大坂選手の試合が終わったの、11時過ぎです。

 

大坂選手のファンサービスの素晴らしさはよく知られておりますが、今はコロナ禍。密を可能な限り避けるためもあり、大坂選手にリーチできる場所には、子どもだけと言われました(見た感じ、大人もいたのでその場所にチケットを持っている人はたぶんOK)。で、子ども、頑張りまして、知らないお兄ちゃんのヘルプを受けながら、ついにサインをゲット!!

背の低いうちの子ども(深夜だったので、おそらくうちの子が最年少だったと思われる)に、「サインが欲しいの?」と聞いてくれて、うちの子に代わり、サインを取ってきてくれた小学校中学年ぐらいのお兄ちゃん、ありがとう。He was a lifesaver!

 

サインをもらうコツ

コートのPlayer Entrance近くでサインをしてくれます。ファンサービスをどのくらいするか、は選手によって全く異なりますが、こと、大坂選手に関しては、最後の一人までしてくれる、とよく聞きます。(あくまでサービスなので、過剰な期待はしすぎないのが大事ですが)

Rod Laver Arena Seating Map | Austadiums

 

①Player Entrance近くのチケットを取得するか(係員がどのような誘導をしているかまでは見ていないので参考までにしてください)、②試合後は、大人は近くへ入れないので、子どもにサイングッズを託すというのが、今、許されている方法のようでした。近くに寄れるのは子どもだけ、というのは私も係員に言われるまで知りませんでした。もしかしたら前からそうなのかもしれないですが。コロナがなくても人が殺到したら危ないから。

最前列近くの人は、サインしてほしいグッズにひもを括り付けて、コート内にドロップダウンしている人もいました。

 

全豪オープンでは、試合だけでなく、選手の練習も間近で見ることができます。選手と観客の距離がこれほど近い四大大会はない、と聞いたこともあります。我が家、去年はジョコビッチの練習を、本当に同じ目線の高さで、手を伸ばせばとどく距離で見ました。あと少し待てば、たぶんサインももらえた気がするのですが、子どものお迎え時間の都合で泣く泣く途中退席😢。

 

全豪に行くときは、サイングッズ(書いてもらうもの&ペン)を持ちあるくことをオススメします!ちなみに、公式グッズもとってもかわいいデザインなので、サインの有無にかかわらず、ショップを覗いてみるのはおすすめです!