そうだ、キャンプ行こう 【キャンプ当日】
今回選んだ場所は、メルボルンから近からず遠からず、ドライブで2時間少々というところでした。ルートによりますが、ヤラバレーを通過していくこともでき、ワイナリーを眺めながら、途中、アイスクリームやチョコレートを堪能しながら、なんてグルメなツアーも組めると思います。Healesvileeには動物園もありますよ!
サイトの様子&楽しめるアクティビティ
ニューイヤー迎えてすぐの、ピーク中のピーク時期だったため、サイトはほぼ満床。隣に、20-30代と思しきヤング男女グループがテントを張っており、ちょっと嫌な予感はしていたんですけど。※この予感は後に的中。
テント設営中に、レンジャーのお兄さんが車で見回りに来て、その場で予約番号を伝えてチェックイン。火を起こす場所(ファイヤーピット)、水場まわりのルール、騒音マナー(夜11時以降は静かに)などのご説明を頂きました。
30℃を超えるとても暑い日で、風もなく。こげ付くような暑さに、こりゃたまらん!と徒歩すぐの湖へ。冷たすぎず、かといってぬるくもなく、湖の上を渡る風も心地よく。昼間は水遊びとスタンドアップパドルを満喫しました。
ひとしきり遊んだ後は、キャンプサイトの温水シャワーエリアへ。節水のため一人3分というルールでしたが、クリーンで、快適でした。
昼間のにぎやかな時間は難しいですが、早朝の静かな時間は、釣りもできます。パートナーは、朝5時くらいに起き、釣りにチャレンジ。1日目は1匹、2日目は2匹の魚を釣って大満足してました。釣り餌は、1日目は腐りかかったミミズ(購入品を冷凍していた)、2日は余ったパンといういい加減さですが…こんなんでも釣れるらしい。
なお、真昼間、水遊びする子供たちにまったくお構いなしに釣りを始めた集団は、やっぱり何も釣れていなかった。そりゃ無理だよ…あんなうるさかったら…。
野生動物を見つける
特に夕方と早朝は、様々な動物に出会えます。しかしハイシーズンでにぎやかだったせいか、鳥類以外は出現率が控えめだった気が。
早朝には、カンガルーの親子や、コカトゥーも見かけました。
焚き火の楽しみ
焚き火可能かどうか、また可能であったとしてもキャンプサイトごとにルールが違うので、事前にチェックしておきましょう。今回は、レンジャーの説明もあり、指定のファイヤーピットで焚き火。薪は途中のガソリンスタンドで購入。
今回の反省
どれもキャンプでよく言われることですが、改めて。
- 騒音対策
1日目の夜は、9時前には就寝。
ところがこの後、隣のテントの騒音(会話&音楽)に、私もパートナーも大閉口。結局、「遅くとも夜11時までには静かにしましょう」というルールを大幅に破って、深夜1時近くまでドンチャン騒いでいたようです。あんまり腹が立って、文句言いに行こう!!と思ったのですが、そうはいっても騒音の中、ちゃっかり寝てしまった私。青春を楽しみたい気持ちは分かるけど、勘弁してほしいわ本当に。さらには、早朝から別のアジア人の集団が大声で会話している(この人たちは、日常会話が大声ベース…。文化的なものだと思うのですが朝ぐらい声を控えてほしい…)。翌日、この迷惑なグループ含めて人がどっと減ったので、かなり快適に過ごせました。
ニューイヤー前後の、パーティ気分を残した時期のキャンプはあんまりよくないのかも、と思ってしまいました。自衛できるとしたら、あとは耳栓ぐらいですかね…。
- 寝冷え対策
そして夜半~明け方にかけては、とても冷え込みます。真夏だし、と思って、エアマット+寝袋に、予備の保温具として、ブランケットを1枚しか持っていきませんでしたが、失敗しました…。エアマットの上の保温マットを敷くか、あるいはブランケットorインナーシュラフぐらいは必要だった気がします。そして足元から冷えるので、靴下必須。誰も風邪をひかなくて本当に良かった。乾燥した気候ゆえに、昼夜の温度差はすさまじい。
- 虫よけ対策
さらに私と子どもは何かに刺されて、私はとても腫れあがって痒くなりました。虫よけ対策は十分にしたほうがいいです…。蚊取り線香と、虫よけスプレーは持って行っていたけど、やっぱり長袖に勝るものはない。暑かったんで、我慢できなかった気もするけど…。
たくさん不便はあるけれど、自然の中で過ごすってとっても贅沢です。おすすめ!