Go to Sydney! ロードトリップ5日目(Sydney③ブルーマウンテン)
ロードトリップも5日目となると、まあまあ疲労もたまってきまして、そろそろビーチで1日だらけたかったりした私。が、パートナーはまだまだ体力があったようで
「ブルーマウンテン行きたいなあ」
体力的に億劫になっていた私、なら自分でちょっとは調べて頂戴(Mellyの得意技はgoogle検索(笑)のため、旅行の細かい調べ物は私がやっていることが多い)と半ば投げやりな態度。せっかくこんなに温暖な気候で海も素晴らしいのに…と心の中でブーブー言ってましたけど。でも、ブルーマウンテン、とてもよかったです。日帰りするのは勿体なかった!
シドニーからは車で片道1時間半。時間はかかりますが、電車で行くこともできます。年末年始の取り締まり強化に伴い、交通量自体は大したことはなかったのですが、いわゆるネズミ捕り(スピード違反摘発)をしているポリスは見かけました。スピードガンで1台1台見ていたよ…(;´Д`)
こちらの警察、監視カメラがどこにあるというのはロードサインで明示していて、取り締まりも、日本みたいに陰に隠れてコソッと取るということをしないのは非常に気分がいいです。翻っていえば、そんな白昼堂々捕まるような運転するって、普段何やってんのよ君、っていうのがポリスのスタンスなのかしら?
ブルーマウンテンで有名なのは、シーニックワールドですが、コロナが怖かったのもあり、今回は乗っていません。どのゴンドラも時期的にスカスカでしたが、何人かのグループが興奮してゴンドラから叫んでいたので…。コロナさえなければほほえましい光景のはずが、なんとも複雑な気持ちです。
Lookout Echo Point
ブルーマウンテン観光で最も有名な場所がこちら。展望台のすぐ脇には1時間制限の有料駐車場あり、少し外れると、住宅街の横に登山者向けの8時間制限の路上パーキングもあります。
Three sistersという奇岩を眺められ、なおかつブルーマウンテンの山深さ・裾野の広さを実感できる展望台。
Three sistersの巨大さもさることながら、眼下に大パノラマが広がります。豪州のグレートキャニオンとも評されるようですが、確かに、緑豊かで、雄大で、豪快で、凄い!ブルーマウンテン、数多くのトレッキングロードがありまして、この展望台からもっともアクセスしやすく、すぐ帰ってこれるのが、Three sistersへの遊歩道。往復20分。舗装され、よく整備された遊歩道で、余裕で歩いていた(しかもやる気がなかったので、サンダルで…)のですが。いよいよThree sistersへ取りつく場所になると、崖沿いに設置されたものすごく急な階段を降りることに!そもそも高いところがかなり苦手な私。高度感に完全に腰が引け、通りすがりのオージー親子に、
「手伝おうか?」
と何度も言われましたが、根性でコンプリート。
第一シスターのさらに下にアクセスする道もありましたが、十分恐怖感を味わったので、我が家はここで撤退。冗談抜きで、冷や汗かきまくりました。
Katoomba Cascade
恐怖を味わった後は、ピクニックランチをしに、プリンスヘンリー・ピクニックエリアへ。芝生にピクニックマットを広げ、のんびりランチ。こちらの公園、カトゥーンバ・キオスクのわきに、様々なトレッキングルートの入り口がありまして、登山するにもとても便利な場所。BBQ設備、トイレもあります。
子どもとパートナーをこの小川に残し、私はトレッキングルートから、少しばかり散策してみました。トレッキングルートはどこも綺麗に整備されておりまして、とても歩きやすいです。歩いて10分のカトゥーンバ・カスケードまで、Orphan Rock lookoutを経由して往復してみることに。
トレッキングルートは明確に表示されていて、迷うことはありません(奥深く入ったらわかりませんが)。
とにかく雄大で、緑が深い!
整備された木道を歩くと、10分弱でカスケードに到着。透き通った水が涼やかな滝です。ルート的にも子どもも十分歩けるし、お子様連れにもおすすめのコース。
ビクトリアのグランピアンズに比べると、水の気配が多くあり、湿度があるから緑が元気なのがいいですね。ただ、夏はちょっと暑いので、大人だけならともかく、子連れのトレッキングはショートコースを選ぶか、春・秋がよさそうです。
途中、ワライカワセミや、赤と緑の大きなオウムも見つけましたし、野鳥のスポッティングも楽しい。長いトレッキングルートを、じっくり歩いてみたい山です。