消えゆく鳥たちの歌

オーストラリアで、絶滅の危機にある鳥たちの鳴き声を収録したアルバムが、オーストラリアのミュージックチャートの上位を走っているそうです。

www.bbc.com

 

渡豪して知ったのですが、オーストラリアは野鳥の宝庫。約850種の野鳥が生息していて、そのおよそ45%が固有種!近所の木々を、緑や赤、ピンクや白といったカラフルな鳥たちが飛び回っていて、とても素敵。↓こちら目の保養に。

リビング・ガイド | 【保存版】オーストラリアの「鳥」ガイド | NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活総合情報サイト

 

春になると、マグパイやノイジーマイナーといった鳥たちが、巣を守るために攻撃的になり、バードアタックがあちこちで見られます。私も、マイナーが頭に突撃してきたことが何回かあります( ;∀;)。この鳥たち、目を狙ってくる上に、背後からシューッswoopとやってくるため、毎年けがをする人が全豪各地で見られます(びっくりして転んで、打ちどころ悪く命を落とす人もいる)。季節になると州政府がバードアタック・マップを公開したり、公園などでは看板が立つこともあります。特にマグパイは、日本のカラスぐらいの大きさがあるので、あれが頭の周りでバサバサやって、しかもくちばしで突っついてきたらパニックにもなるわ…。

 

ヘルメットに結束バンドでトゲトゲつけている人がいたら、それはバードアタック除けです。効くかどうかは…知らない。ただ、自転車に乗っている人が襲われる事例はかなり多いと聞いたことがあります。かと思えば、道路に降りてきた鳥たちの動きが想像以上に緩慢で、危うく車で轢くんじゃないかと思うこともあったり。都市部に住んでいますけど、ここの生きものの本質はのんびりしてるんだなと思ったり。

 

鳥とは関係ないですが、たろうの学校の敷地内に、30㎝くらいのblue tongue lizardが出て、休み時間に子供たちが大盛り上がりした、なんて話もありました。ブルータンリザードがどんなものかは、グーグル検索を…。見た目、ツチノコを想起させる、個人的には「ヒィィィ」な生き物です。爬虫類ちょっと苦手。日本とは異なる生き物と、それとの関わり方が、ありますね。

 

40年にわたり収録されたこちらの音源。めっちゃヒーリングになる予感。

収益は野鳥保護のために使われるそうです!

songsofdisappearance.com