オーストラリアの戦争報道

ロシア軍がキーウ郊外から撤退したことにより、その惨状がオープンになっています。

数日前まで、NSW州の洪水や、伝説的クリケット選手の急逝とそのお別れセレモニーなどが大きなニュースになっていたビクトリア。ウクライナの戦争も、もちろんそれなりに報道されていましたが、今回の惨状に関する報道は、その悲惨さと衝撃の大きさから、クローズアップ度合が大きいように感じます。

 

ウクライナの状況について、ABCニュースは、BBCのレポートを報道しています。

※ショッキングな映像が含まれますので、リンクを踏むときはご注意を。

www.bbc.com

 

オンラインでBBCを見たことがある方(BBC Japanもあるので、日本語でも視聴できます)は、遺体や壊れた車両、建物などが移っていますが、ご遺体など悲惨な部分はモザイクがかかっています。

ABCニュースも、同様に遺体には薄いモザイクがかかりますが(おそらくBBCの加工をそのまま使っている)、そこにbodyがあるんだな、ということはわかるぐらいのモザイクなので、子どもとニュースを見ると、「ママ、あれ何?」という話になります。負傷して流血している人(=生きている人)の映像は、モザイクなしで流れます。

 

戦争とご縁が深い国、アメリカのCNNなどにあっては、モザイク範囲はもっと小さくて、下手すると顔だけとか、プライベートゾーンだけだったり。

 

日本の戦争報道は、海外に比べると優しい…といわれていますが、確かにそうかも。NHKのモザイクはもっと濃くて範囲も大きめに感じますし、より衝撃度の大きい動画よりは、静止画を使うようにしているようにも見える。

 

人間って、本当に忘れがちな生き物で。歴史を紐解くことも、特に戦史や戦歴に関わるものは、精神的にかなりシンドイ作業。だからといって、綺麗なところだけ見て生きていけるほど人生も世界も甘くはない…。悲惨なものから遠ざかりすぎたり、あるいは、クリティカル・シンキング訓練を怠ると、危機に対して鈍くなってしまう部分は、あると思います。

 

Mellyは、広島の近くで生まれたので、義務教育期間中は、かつての広島の惨状がどうだったか、ということに関する戦争教育をかなり受けています。悲惨すぎて、目をそらしたら、先生から「ちゃんと見なさい」と注意されたものです(-_-;)。学校と関係ない、地域の野外映画イベントですら、夏休みの間は、普通のアニメとセットで、戦争教育用の映画を流してたくらいです。

 

たぶん、今は同じレベルでは戦争教育をしてないんじゃないのかな~と思ったりしますけど。強烈すぎるし、実際、センシティブな子どもには別のアプローチをすべきと思うのです。※Mellyは割と繊細な子どもだったので、先生に、精神的につらいと相談したこともある。スルーされて終わったけど。今思うとそれはそれで酷い。

 

そういう意味で、ABCニュースレベルの戦争報道なら、子どもと対話するいい機会になるぐらいの、適度な加工レベルと生っぽさかなあと思ったりもします。

※ただ、子どもって親が思う以上にナイーブな生き物なので(人生経験が少ないですから)、視聴にあたってはよく気を付けたほうがいいと思います。

 

ときどき、日本のテレビ報道を見ていると、beat around the bushで、その割に専門家でもなさそうな人がピーピーしゃべってって、「…で?」みたいなのが本当に多くて(-_-;)。いや、別にタレントの井戸端会議を見たいわけじゃないんですけど。

海外の報道を礼賛するつもりもないけど(海外だってピンキリなことに違いはない)、それにしたって幼稚臭いとは思う。それとも、ああいう形のエンタメなのか…?

 

人命のために降伏をと言ってた著名人がいましたけど、露軍撤退後のブチャの惨状を見て、それでも降伏をという気なんでしょうかね? とんでもねえ人間はいるし、想像を超えた価値観を持つ人間集団はある弁護士なら、そういう「人間社会のキッタナイところ」や「底知れなさ」は知ってると思うんですがね…。そういう人外に近いものに対して、法や言論といった理性で対峙するのが弁護士としても、なんでも法(=秩序)と言論でどうにかなると思っているなら、それこそ人間という生きものに対する傲慢とも思うけれど…。

 

ところで、オーストラリアの報道は、英語ですので、字幕はアルファベットです。だから、フォニックスを習った後のこどもなら、意味が分からなくても、字幕は自分で読めちゃうんですね。

 

たろう「ママ、Sex assultって何?」

 

みたいな感じで、テレビニュースのヘッドラインを読んだたろうが聞いてくることもよくあります。日本のニュースだと、漢字かな交じりなので、まず小さい子どもは読めません。

 

ニュースを端緒とした、大人と子どもの議論や対話は、必然的に多くなるなあと思う、豪州生活です。

地味な生活情報 ハイター、パイプユニッシュ、ジョイの代替品

めっちゃ地味~な、生活情報です。

 

日本って、本当にいろいろな種類の洗剤、売ってます。痒い所に手が届くマーケティング。オーストラリアでも代替ができる品物をいくつかご紹介します!

茶渋落とし・漂白に ドメスト

我が家、コーヒー、紅茶をよく飲むので、茶渋落としが欲しいなあと。カップ類は食洗器で綺麗になるのですが、排水溝に茶渋が付くと、物理的にこすって落とすか、漂白しかないんですよね。ハイターの代わりのものが無いかなあ…と思っていたら、ありました、ドメスト。日本でもドメストありますよね。

 

ドメスト、公式HPを見ると、おもにトイレやパイプなどの水回りの洗浄を主眼に置いているようですが、薄めれば食器のつけおきにも使えます

 

www.woolworths.com.au

パイプの髪の毛詰まりに Mr Muscle

引っ越してきたばかりのときに、洗面所の排水溝を掃除したら、私たちの黒い髪の毛にまじって、以前引っ越していたであろう方の金髪がズルズル出てきて、叫びました(/_;)。

 

パイプユニッシュみたいなやつないんかい!!! って探したのがこちら。類似商品はいくつかあるので、好みのものを使ってみるといいと思います。こちらはゲル状ですが、粉状のものもあるらしい。水酸化ナトリウムが入っているので、髪の毛、溶けます。

 

ボトル半分を注いで、15-30分放置して、水流し。

 

www.woolworths.com.au

ジョイ並に油がとれる洗剤が欲しい! Fairy

食器洗い洗剤は、結構種類あります。お国柄か、オーガニック・タイプが売り場の1/3ぐらいあるような。オシャレなパッケージのものもおおいので、手に優しいとか、自然に優しいものがいいとか、見た目にオシャレなやつがいいとか、いろいろと試してみるといいかなあと思います。

 

安くてフレーバーの種類が多いのは、モーニングフレッシュ。スタンダードなものは、ママレモンみたいな感じ。アルティメットなど、強力さをウリにしたラインもあります。

 

キャンプ場などでよく見かけるのは、こちらのパルモリブ。油汚れに強いのがポイント…らしいけど、個人的にはフェアリーのほうが効く気がする。

 

BBQや、脂を多く使った調理をすると、どうしてもしっかり油汚れが取れる洗剤が欲しくなります。なおかつ、少量で泡持ちがいいやつ。個人的にお気に入りは、フェアリー。ジョイと同じP&G。

www.woolworths.com.au

ところで、オーストラリアの一般家庭だと、人によっては、お皿を洗った後、しっかり泡を切らない人がまあまあいるようです。なので、キッチン設備つきのアコモデーションでは、お皿やコップ、調理器具は、使う前に一回洗ったほうが安心です。。。

 

一度、ホリデーホームのお鍋で、お米を炊こうとして、鍋にお米を入れて水を注いだ瞬間に、泡立ったことあります…。

 

オーストラリアの市民団体による評価サイト

さて、洗剤などの洗浄能力について、評価している消費者団体があります。銘柄に悩んだら、ここをチェックしてみるのも面白いと思います!

 

洗剤に限らず、家電、ベビーグッズ、はては保険まで、ありとあらゆるものを比較しているようなので、何かに迷ったら、参考にする価値があるかも。

www.choice.com.au

ダーウィン後記

ダーウィン空港から、メルボルンに向けて出発する前、空港内のカフェで軽食をつまんでおりました。飲食店がそこぐらいしか開いていなかったので、まあまあ混雑しています。

 

私たちの斜め後ろには、サンタクロースのように白いひげを蓄えた、細身の白人男性がソファにゆったり座ってビールを飲んでいました。見た目、仙人みたいなんですが、Tシャツ短パンで、ちょっと不思議な雰囲気のファンキーなおじいちゃん。

 

おもむろに、はなこが、こそこそ、と耳打ちしてくる。

「ママ、アボリジニがいる」

どうも、その男性を指して、はなこは「アボリジニの人だ」と思ったようでした。

 

ちょっとこれはまずい。

 

確かに、アコモデーションの近くにたくさん先住民の人はいて、パートナーは物乞いもされたし、夫婦の間で、「メルボルンとはちょっと違うね」とか「たいてい何もしてこないとは思うけど、気を付けよう」なんて話を大っぴらにしてたもんだから。一番年若いはなこは、「挙動不審で見た目が怪しい人は、アボリジニ」と子どもなりに解釈してしまった様子。

 

「まず、そんな風に、誰かを指して、ナニナニ人がいる、と言ってはいけないよ。誰でも、ここにいる権利がある。アボリジニの人は、私たちとは様子が違うように見えると思うけど、生き方が私たちとは違うだけなんだよ」

 

オーストラリアは、イギリスの流刑地としてその歴史をスタートしました。

 

先住民は、世界最古の文化の一つ、と言われるぐらい古い時代からオーストラリア大陸に住んでいたそうです(約5万年前)。ただ、700にもおよぶ部族がバラバラに過ごしていたために、1700年代後半に入植してきた入植者に集団で対抗することもなく、また、武器などのテクノロジーの面でもかなわず、蹂躙されてしまいます。

 

この蹂躙と殺戮の歴史、調べると本当に吐き気を催すほどえげつない。ひどい時代は、スポーツハンティングの対象となり、法律上も「先住民を殺害してOK」になっていたのだそう。鹿狩りで首から上の剥製を飾るように、人間で同じことをしていたとか。

 

その上、教育・文化・土地所有のルールなども、後からきた白人がすべてを決めて、それを先住民に強いてきたのは、否定のしようのない事実。それこそ現在のロシア真っ青の民族浄化・同化政策が取られたようです。その後、ようよう彼らにオーストラリア市民権が認められたのは、なんと1967年!!! 20世紀も半ばを過ぎてますがな。

 

白人たちの、その原動力はなんだったのか。もちろん、異なるものへの排除の気持ち、はあったと思いますが、文化的背景も無視できないものだったのではないかと、考えています。

 

キリスト教では個人の信仰だけを求める宗教ではなく、公な正義と平和、そして豊かな命と生活をもたらすのです。個人の信仰は大切ですが、同時に、キリスト教は全世界へ神のよい知らせ(福音)を伝える必要があると教えています。」

チャプレンより聖書のことば | 立教新座中学校・高等学校

 

先住民は、これとは全く異なる文化的思想で生きてきたことは、想像に難くありません。たとえば、健康ひとつとっても、先住民のことばに、西洋でいう「健康」を意味するものはなく、「Life is health is life」が最も近い表現だろうと言われています。人生のいまある状態が健康。って感じですかね…

 

より豊かな社会、神の正義に満ちた社会を作ろうとする拡大路線の民族と、自然のあるがままを受け入れ、人生のあるがままを受け入れる民族…。相容れないハズです。

 

一方で、現在に目を向けると、先住民の人の多くのありようは、私たちの目からすると、「怠惰と混乱」に満ちているように見えることも多くあります。実際、ドラッグ・酒に飲まれている人も多く、昼間っから怪しい目つきの人が街中をフラフラしているのはたくさん見かけました。私たちがアジア人だからかどうかわかりませんが、大声でからまれることも何回かあった。もちろん、普通に働いていらっしゃる方もいますが、私たちがダーウィンでそれなりに、恐怖を感じた体験も、事実としてあります。

 

また、ありとあらゆる申請書には、必ず「あなたはアボリジナルもしくはトーレス諸島の出身ですか」という質問項目があり、ああ、彼らは配慮されてるんだな~というのは、外国人である私たちですら、なんとなくわかります。配慮を、優遇と感じる人もいるでしょう。

 

いくら歴史が残虐だったからって、今は西洋の価値観に合わせて生きないと、まともな生活ができないんだから、ええ加減、努力して自立しろよ! 今のままなら見下されて当然だ!税金泥棒だ!

 っていう気持ちもわかる。

 

努力すれば報われるっていうけど、実際のところ報われる確率低いじゃん!今現在も進行形で差別的扱いなのに! 

 っていう現状も、まざまざとある。

 

人間の業の深さを、このハッピーで明るい国で、垣間見た気がします。私たちの幸せは、誰かの犠牲の上にあるんだと思っといたほうがいいのかもしれない。子どもたちにあっては、「世界にはいろんな人がいて、違う考え方で生きているから、自分たちの価値観だけでジャッジしてはいけない」し、そして「その考え方の差によって、危ない目にあうこともあるから、気をつけろ」っていうところから始めるのがいいのかもなあ…。

 

性善説だけでも性悪説だけでも、げに人の世は生きづらし。

 

そして、オーストラリア、人権先進国…ではあるのですが、そうとばかりもいい切れない。「ええっ!?」っていうような私権侵害的な政策・判断を打ってくることもあります。コロナ禍でのロックダウン、おとなにおけるワクチン推進などが典型的でしたが。PR(永住権)を持たないカップルに障がい者の子どもが生まれたら、帰国せえとかね。(日本も、障がい者対応では褒められた国ではないと思っていますが、それは置いとく)

 

根っこの深さというか、建国の経緯は、ずーーーーっと影響ありますね…。「性格」を変えるのがむずかしいのは、人間だけじゃないってことかな。。

 

ja.wikipedia.org

たろう、コロナにかかる

もう、こんだけ日常生活してたら、しょうがないかな~…って感じなのですが、ついに、たろう、COVID陽性。

 

ビクトリア州の就学児(いまは、キンディやチャイルドケアに行く子も)は、週2回、抗原検査キット(Rapid antigen test:RAT)での自主検査を推奨されています。※検査キットは無償配布。

ただ、たろうは3月中旬からずっと秋休みだったため、旅行から帰ってきて数日したときや、明らかに体調が悪そうなときにのみ、検査をしておりました。

発症

そんな中、ある日の夕方に突然、おとなしくなり、毛布にくるまるたろう。

「寒い…」

これは、熱が出るかな~、と思って体温を測ったら7℃超。彼の様子からして、おそらくそれなりに発熱するだろうな、と思いながら、念のためRATをしたところ、陰性。

 

結局、その夜、40℃近くまで熱は上がり。しかも夜中に、

「怖い!」

と言って大騒ぎしたうえ、オイオイ泣きわめくという、今までみたことがない状態に。

 

といってできることもないので、パナドール(オーストラリアのカロナール)を飲ませて終わり。

 

※州政府に感染報告をしたときに、「子どもにパニック様の症状がありましたか」という質問項目があったので、珍しい話ではないようです。

検査確定

翌朝、熱はひと段落しておりましたが、食欲は無いたろう。念のため、再度検査を、ということでRATで自主検査を行いました。

 

3本、RAT検査して、すべて疑陽性。また、現状のルールでは、「Close contactであると言われていない(=感染ルート不明もしくは、感染リスクが低い)」かつ「無症状」の場合のみ、確定PCR検査を受けられます。たろうの場合は症状があるため、非該当。

 

RATの検査精度も頭にありましたが、確定PCRを受けられないのであれば、他人にうつすリスクが低くなるほうに動くしかない…。週末にお友だち家族とキャンプに行く予定もあったので、ここは、症状と合わせて陽性と考えたほうがよいだろう、という判断に至りました。

隔離開始

現在のルールだと、

「Household concact(同一世帯接触)の場合、7日間の自己隔離」

はなこの学校、駐在本人の勤め先に連絡し、病院・習い事などにしばらく休む旨を連絡。また、発症前の潜伏期間に、たろうおよび我が家と接触のあった友人たちに注意喚起の連絡をしました。

 

また、RATで陽性になった旨を、州に報告する義務があります。オンラインで必要なフォームに入力するだけ。その後、数時間してからメール(定型)がSMSで送られてきました。

  • 物資の買い出しなどでサポートを頼める人・サービスがいない・ない場合は、州政府から、staple diet(基本的な食料品)の無償提供があること
  • 隔離が明けるまで、毎日、健康観察をオンラインで報告し、必要あれば電話によるサポートをうけられること

こんな感じの内容です。

助け合い

さて、メルボルンのメトロポリタンエリアに住んでいるので、各種オンラインサービスには、さほど苦慮しません。いわゆるネットスーパーは1日以内に利用できます(エクストラ料金を払えば90分以内にデリバリーも)し、Uber eatsはじめデリバリーも充実。

 

ただ、Amazonなどいわゆる通販サイトは日本より時間がかかるので、「飲み食い」以外は、日本よりは不便です。

 

そんなちょっと不便な社会だからこそ、お友だち同士の助け合いがとても救いになります。ネットスーパーのデリバリーが届くまでの間は、お友だちに買い物に行ってもらい、おもちゃなど子供向けのグッズも、同じくお友だちに代理購入を依頼しました。

 

隔離生活は大変ですが、持ちつ持たれつでお互いを思いやる気持ちを感じられると、ほっとします。。。

 

たろう以外の家族3人は、いまのところネガティブ(陰性)。さて、どうなるか。

Go to Darwin!4日目 (ジャンピング・クロコダイル~ダーウィンハーバー)

短いダーウィン旅行は4日で終わり。

最終日は、クロコダイルジャンプ・ツアーと、ダーウィン・ハーバーにあるプールへ向かいます。暑くて、野外活動がきついんですよね💦 かといって海は、毒クラゲの問題があるので入れませんし。

 

 

 

ジャンピングクロコダイルツアー

ダーウィンのシグネチャーの一つともいえる、名物ツアー。ツアー会社は2つありますが、我が家は、Spectacular jumping crocodileを予約しました。1時間コースは、1日4回クルーズのセッティングがあり、参加しやすいですよ~。他にも、1日コースなどバラエティに富んだツアーがありますので、チェックしてみると良いかと思います。

ダーウィン市街から1時間弱で、乗り口に到着。

併設のショップでチェックインして、ボーディングを待ちます。

ふつうの土曜日ですが、結構、お客さんいます

アデレード・リバーを、ボートで下っていきます。アデレード・リバーには1万頭のソルトウォータークロコダイルが生息しているそうで、でっかいものは6m程度にもなるそう。

 

クルーズを開始してすぐ、クロコダイルが現れます。エサでじらしてジャンプさせるお姉さん。船長は、クロコダイルの説明をいろいろとしてくれますので、勉強になります。

原始的な方法ですけど、めっちゃ反応します、ワニ。

クロコダイル、体重の1%重量のエサで十分なんだそう。なので、朝、すでに別のクルーズでエサやりした個体には、2度目はあげません。だから、ワニジャンプに使う餌も、丸鶏一羽とかかな~と思っていたんですけど、それよりずっと小さいんですよね。

 

ほんと、ゴジラが泳いでるような…。恐竜がいたらこんな感じなのかなあ…と、じっと見てしまいます。目がね~、killerの目なんだよね~。

ジャンプ! ちっちゃい個体のほうがよく飛ぶ気がする。

オーストラリアには、クマやライオンなど、いわゆる人間にとっての天敵は、このクロコダイル(あと、海にはサメ)を除いては存在していません。QLD州や、NT州では、彼らによる人間のミッシングや、襲撃事故がたまに起きることがあります…。う、うーん、食べられたくはない…。

 

猛禽類や、クリムゾン・フィンチなど、その他の野生動物の姿も見れ、とてもよいクルーズでした。

Laneway Coffee

さて、クルーズが終わり、ちょっと遅めのランチタイムで、ダーウィンの有名カフェ、レーンウェイへ向かいました。

 

アンティークな雑貨と、熱帯らしいトロピカルなフルーツ、植物の配置がおしゃれなカフェ。子ども向けに、塗り絵セットと絵本まで貸していただきました。

しかもこの塗り絵、住所と名前を書いたら、後日、ミールバウチャーを送るとのこと。

定番のカフェメニューの中で、特徴的だったインド・ブレッキーをオーダー

インド・ブレッキーは、ナシゴレンとカレーの間のような、でも間違いなく美味な一皿。見た目も華やかでいい!

エッグベネディクト、pulled pork添え。pulled portは、低温でローストした豚肉を、フォークで割いた、見た目コーンビーフのような食べ物

エッグベネディクトは、甘みの効いたプルド・ポークに、バター感が濃厚なオランデーズ・ソースで満足感たっぷり。

美しいラテアート。さすが、の一言。ローストも浅すぎず、深すぎず、バランスを感じる一品。

ダーウィン・ウエーブ・プール

そして、少しだけ時間があったのと、陸上活動は子どもには暑すぎるということで、ダーウィン・ハーバーにある「波が出るプール」へ。家族四人で$25ですが、満足感たっぷり!

 

綺麗なトイレ、シャワー、更衣室、キオスクがあります。また、プールの周りを囲むように、高級アコモデーションがいくつかありまして、レストランやカフェもすぐ近く。

※アコモデーションとプールは全く独立した設備なので、泊まらなくても入れます。

 

入場するとパラソルとビーチチェアーのあるエリアと、ヤシの木のあるエリアがあって、日陰が確保できるのもありがたい。

写真よりずっと荒っぽいです、実物は。

定期的に、ウエーブが起きるのですが、これがかなり荒いウエーブ!!

ライフセーバーがずっと見てくれてますけど、小さいお子様は波打ち際が正解。

 

浮き輪やボディボードが、入場者はレンタルフリーなのも嬉しいポイント。

帰ります

See ya, Darwin

オーストラリアの「地」の部分を、たくさん見たダーウィン旅行でした。先住民と現代文明の大きなキャズム、過去の残酷な経緯と今も続く影響、という「地」の部分を知らずして、オーストラリアに住んでいたとは、やっぱり言えないな…と痛感した旅ともいえます。

 

ABCテレビでは、頻繁に先住民の苦境や差別的待遇を特番で報道しているのですが、私たちが日々生活している環境からあまりにもかけ離れていて、「うーん、そんなんごく一部なのではないの」と思っていた節は、正直言ってあります。

 

ただ、仮に"ごく一部"であったとしても、絶対に無視できない話なんだ、ということをまざまざと体感しました。そして、たぶん、"ごく一部"ではないな、というのは、わずか四日間ですが、ダーウィンに滞在した人間の直感です。

 

むき出しのオーストラリア。そういう表現がぴったりな場所な気がします。

 

※宿泊・レンタカーのデポジットの返金絡みで、旅が終わった後に金銭関係のトラブルが起きるのでは? とだいぶ警戒していたのですが、何事もなくおわりました! しっかり平均orそれ以上の値段のサービスを受けていれば、こういったトラブルからは遠ざかると思うのですが、我が家のようにバジェット旅行を狙う方は、気を付けたほうがいいかな? とも感じます。個人的所感ですが。何事によらず、この国は、「サービスの質は払った代価なり」になりますね。日本とは違って。ある意味、フェアです。

Go to Darwin!3日目 (ダーウィンハーバーで釣り)

ダーウィンに何しに来たか、と言われたら、「釣り」

 

実際、巨大魚釣りで有名で、特にバラマンディという魚の釣りは良く知られています。ただ、今回はファミリーフィッシングですし、あんまり拘束時間が長いのも大変だということで、4時間の相乗りフィッシングボートを予約しました。

※トイレが無かったので、小さいお子さん連れの方は、借りたい船にトイレがあるかは聞いておいたほうがよいです。

 

www.darwinharbourfishingcharters.com.au

ダーウィンには、様々な釣り船チャーターがあります。目的に応じて、探してみると面白いと思います。

 

 

ダーウィンハーバーへ

さて、ダーウィン。1942年、日本がダーウィンを空爆したことがあるのですが(ダーウィン空襲)、その知名度は日本人にはあまり高くないのではないかと思います。教科書で習うのって、大体、アジア諸国の当時の状況や、アメリカとの戦歴がメインだと思うので。

 

はずかしながら、私はオーストラリアに来てから、ダーウィン空襲を知りました。そして、いまなお、ダーウィン空爆の日は、ABCニュースでメモリアルデーとして報じられますし、特にダーウィンでは日本人に対する心象も必ずしも良くない、とも聞いたことがあります。アンザック・デー(豪州兵のための記念日)には、在豪日本人は出歩くなと、かつては言われたとか…。

 

そして、ハーバーの明るい雰囲気の中に、このウォールアート。

そして、このアクティビティ。空爆の様子をバーチャル・カメラで体験できるというもの。

20年くらいまえにパールハーバーに行った時も、ばつが悪いような、なんとも言えない落ち着かなさを感じたのですが、久しぶりにその感覚を思い出しました。。。

出航!

そして出航。

海は穏やか。

 

ベイト(餌)は、サッパくらいの小さな魚と、イカ。

 

船長が、水深やとれる種類が違う場所を何か所かホッピングしてくれ、魚群探知機で確認した上で、ゲームが始まります。

 

現地のホリデーではない、ド平日の朝ということもあり、相乗り客は、本気の釣りマスターっぽい人と、あとは初老のおじちゃんばかり。

 

たろう、ビギナーズラックでいきなり釣った!!

大はしゃぎのたろう。

 

それからは、タイ(スナッパー)祭りになりまして、たろうは2尾、パートナは5、私が1、はなこが1釣りあげました。釣りマスターは、やはり見た目通りうまくて、釣る数も多いし、種類も違うのを上手に釣り上げるんですよね。サメ、レッドフィッシュという鮮やかな赤い魚、なんかわからんけど長いやつ…。他の釣り客の釣果も楽しめるのが相乗りの良さです。

12時に帰港して、ストークス・ヒル・ワーフのレストランでランチ。

屋外席はこの開放感! 屋内もあります。

釣った魚は、頼めばエクストラ料金($12)で料理して食べることもできます。

海の風と、空の広さを感じられる素敵な場所です。ディナーにも素敵な場所でしょうね~。

プールでダラダラ

どうも、すぐスケジュールいっぱいパツパツ旅行になりがちな我が家ですが、さすがにちょっとゆっくりしようということで、午後はホテルのプールでのんびり。

まったくもってお手頃ホテルなんですが、プールがついているのがありがたい。普通のモーテルでも、プール付きのところがありますので、こちらだと割と一般的な設備の一つといえるかも。

Tim's Surf and Turf

ダーウィン最後のディナー。何を食べようか…。

そう、ダーウィンって、コレ食っとけ!これが名物!っていうのって、あんまりないんですよね。というか、たぶんオーストラリア全体を通して、これだけ気候の差があるにもかかわらず、そこまで食に地域性がない気がします…(日本に比べたら)。

 

強いて言うたら、クロコダイルか?

そしてお腹空いたからステーキ食べたいね、ということで、こちらのお店をセレクト。

www.timssurfandturf.com

 

店内は屋外席がたっぷりとってあり、開放感があります。店員さんもとってもフレンドリーで明るい。

「このお店は来たことある?」

「初めてだよ」

「そうなの!? 君の顔、テレビで見たことあるんだけど!」

 

と、パートナーにギャグを飛ばすおっちゃん。いや、どう見ても普通の和顔です(笑)。

手前の春巻きがクロコダイル春巻き。シーフードプラッター、パン。

クロコダイル春巻きと、プラッターに入っていた、クロコダイルフライを食べました。歯ごたえのあるチキン、と聞いたことがありますが、春巻きは、肉を細切れにして、ハーブを利かせていたので、柔らかくて美味しい。フライは、少しムチムチしていたようです。

 

しかし、料理がくると、いままでどこにいたの? っていうぐらい、ハエが!!

もう多少はしょうがないので、手で払いながら食べるのですが、気になる人は屋内席が良いと思います。

 

雰囲気よく、料理もおいしく、スタッフも陽気で、ダーウィン最高の食事体験の一つになりました。

夕暮れのミンディルビーチ

食事を終え、少し時間に余裕がありましたので、ミンディル・ビーチへ向かいました。

乾季は、サンセットマーケットで有名な場所です。

 

ダーウィンの海は、基本的に、泳げません。理由↓

毒クラゲと…!!

ただ、海と空の広大なパノラマ、オレンジの夕焼けは本当に美しい…。

 

Go to Darwin!2日目 (カカドゥ国立公園)

2日目は、ダーウィン観光のハイライトの一つ、カカドゥ国立公園を目指しました。

が、アデレード旅行とぶっ続けだったのと、疲れて調べ物を事前に十分していなかったために、超ドッタバタに!!

 

カカドゥ国立公園、四国サイズの超巨大な国立公園の上に、ところどころにある町(集落?)以外は、Telstraですら、ほぼ不通です。

 

 

カカドゥを目指しながら…行く先を検索する

さて、カカドゥに行きたがったのはパートナーです。多少はなにか調べているのかと思ったら、どうもあんまりなにも知らないらしいということが、ドライブ開始直後に発覚。

 

カカドゥって一言で言ったって、四国サイズの国立公園で、目指す先を決めないとどうにもなんないじゃん! と軽くイラつきながら、すでにアンテナ本数が減ってきた電波状態で、google検索を開始します。

 

3月 乾季末期のカカドゥ

  • 有名な滝(ジムジムフォールズ、ツインフォールズなど):陸路NG、空路のヘリコプターだけ。
  • アボリジナル壁画:通年OK。展望台からは、広大なアーネムランド(先住民の居住区かつ森)を見ることが可能。
  • エロー・ウォーター:通年クルーズOK

 

もうこれは、イエロー・ウォーター一択だろう!ということで、1:30pmのクルーズを予約します。もはや4WDの車でわざわざ来る必要なかったんじゃないの? と思うとイライラ倍増ですが、2WDで未舗装路を走ること自体NGにしているレンタルショップもあると知り、何があるかわからないし…と無理やり納得。

 

さて、クルーズの集合場所は、1:10pmにCooinda Lodgeのバス停前。ナビで調べたら十分間に合う距離…。行き先を再設定です。

 

さて、3時間のロングドライブです。実は、前日にApple mapでざっくり調べていたところ、2時間程度で着きそうだ、ということでその程度の覚悟しかしていませんでした(検索条件が甘く、公園の入り口までの距離で計算していたために起こった誤算①)。

 

いささかゲンナリしつつ、延々続くアーネムハイウェイを運転します。

時折カンガルーがジャンプしているのを見られたり、巨大なアリ塚を見られる以外は、基本的に、おんなじ景色が延々と続きます。…飽きます。

おんなじなんだよ~ ずーっとおんなじなんだよ~

公園入口のサインをすぎてすぐ、ロードサインが出てきました。Cooindaまでの距離が書いてありましたが、私たちのiphoneが指す目的地と、ずいぶん差がある。つまり、iphoneが指すCooinda lodgeよりも、もっと遠いところにCooindaがある、とロードサインは示していました。

 

どういうことだ? でも、確かめようにもすでに電波ゼロ。

見切れていますが、カカドゥ国立公園入口のサイン

そして、iphoneが示すCooinda Lodgeに来ましたが… どう見ても、バス停なんていう文明を感じさせるものはない。これ絶対間違っとる。確信。

しかし、予約のメールを確認しようにも、地図を確認しようにも、電波なし。さらに、カカドゥの地図もなし。詰んどるー!

 

とにかく、イエローウォーターでクルーズするってことは、イエローウォーターから発着するはずなので。とにかく先に進もうということに。約束時間まで、残り40分。残りの距離は、不明。

間に合うか? それとも、300ドル弱を捨てる羽目になるか? 

「なんか、水曜どうでしょうみたいで、ヒリヒリするね~」

って可能な限り明るく、130キロ制限のカカドゥハイウェイを飛ばします!!

 

そして、なんとか1時少しすぎに、Cooinda Lodgeに着きました。どっからどう見てもリゾートホテル。なんであんな野を指した、私のiPhoneよ!! 

 

で、指定されたバス停に行くと、「クルーズ客はビラボンビーチに直接来てください」の張り紙。

 

え? と思っていると、送迎バスが着て、

「もうすぐ出発しちゃうよ。ホテルのレセプションに行って話をしてきてごらんよ。あと、ビラボンに来てくれる」

 

え? でも1時半出発だよね? と思ってレセプションにいくと、

「ワンフィフティーンのクルーズよね?」

と言われ、

「え?? 1時半で予約したけど?」

1:15よ! あと5分しかないわ。急いでビラボンビーチにいって。ここから車ですぐだから…」

と地図を渡されました。あわてるMelly。なぜなら、はなことパートナーはトイレ!!

はなこのトイレは長いんだよ~!!!

 

結局、レセプションの人に事情を話して出発を待っていただくことに。

 

その後、大急ぎでビラボンビーチに向かいましたが、道に迷ったり、パーキング場所を間違えたりして、結局15分以上遅刻…。船には7,8人の初老オージーがいましたが、平謝りの我が家に、誰も腹を立てることもなく、穏やかに待っていてくれました。

 

このあたり、オージーの子連れに対するおおらかさには感謝です…。

 

道に迷ったときに、未舗装路にも入ったので、やっぱり4WDで正解でした。

Yellow water cruise

水上から見る景色は本当に美しかった。おすすめです。

さて、ドッタバタで大量の汗をかいた私たち。クルーズでは、水上からの涼しい風が本当に気持ちいい。野生のクロコダイルもいるエリアのため、子どもは船の中央に座って、と指示されてのクルーズです。

晴れ渡る空、水面は鏡のようで、そして力強くも若い緑! 白い花も群生していたりして、さながら春のような気配。雨季ならではです。

乾季は、クルーズしたエリアは干上がるのだそうです。この時期は水深6m近くあるとのことで、雨季と乾季の差に驚きます。延々3時間、車からの景色ばかり見ていたので、この広大に広がる空と野に圧倒されます。

蓮の花

野生のクロコダイル、野鳥の親子、魚、様々な野生動物も見ることができました。2時間弱のクルーズ。

Cooinda Lodgeで一休み

本当に暑かったので、ロッジでアイスクリームでも食べようということで。

ご褒美アイス

しかし評判の良いリゾートのようで、スタッフはみな親切で明るく、クルーズのドタバタ含めて色々助けていただきました。キャンプサイトもありますし、泊まるにはいい場所だと思います!

大小さまざまなトカゲがたくさん。トカゲ探し中

そもそもの旅程も、ダーウィン3泊にしていたのですが、ダーウィン1泊、カカドゥに移動して1泊、またダーウィンに1泊ぐらいがよかったかもしれません、我が家の場合。チェックイン&アウトでバタバタすることにはなりますけど…。

 

帰りにスコールにあう

さて、帰りはアーネムハイウェイ経由。ほんと大変だったけど、よかったね~、なんて話していたら、道の先に、明らかに雨が降っているエリアがある。雨と晴れの境界線が見えるんですね。そして、風が吹き始め、これは、雨の中に突っ込むことになるね~と話していたら。

 

とてつもない大粒の雨が、台風か!! というくらいの勢いで叩きつけてきます!

ワイパーMAXにしても、真っ白! 何も見えない!

そして制限速度100キロエリア。

ほとんど車は走っていませんが、後ろから高速で追突されたら死ぬかもしれん…!!!

 

ハイビーム&ハザード点灯しましたが、前が見えないことには進みようもなし。

ゆるゆると未舗装の路肩におりて、とりあえず停車して雨が過ぎるのを待ちます…。

…過ぎなかったらどうしよう。あちこちに、豪雨時氾濫、を知らせるロードサインがあります。

 

結局、少し収まったところで、ハイビーム&ハザード点灯でおそるおそる進みます。

15分くらいで抜けましたが、生きた心地がしなかったです…。人生で経験したスコールの中でも、最悪のレベルに入るぐらい強かった…。

 

アーネムハイウェイ沿いの美しい湿地帯。近くでは先住民の方が、川で釣りや漁をされていました。豊かな土地なんだろうな

きちんと計画して、そして日数を割けば、カカドゥ国立公園、かなり楽しめると思います。